ノイトリック・グループ、ルーカス・フォン・アルクス氏が新CEOに就任
ノイトリック・グループは、リヒテンシュタインの本社でルーカス・フォン・アルクス氏が2025年7月1日付で新たな最高経営責任者(CEO)に就任することを発表しました。この決定は、同グループが持続的に成長し続ける未来を見据えたものであり、フォン・アルクス氏はケーブルや接続ソリューションに関する多様な国際経験を活かして新たな方向性を示していくことが期待されています。
フォン・アルクス氏は、商業研修をStuder Draht- und Kabelwerke AGで行った後、経営情報学の学位、会計・財務の修士号、そして経済・金融学の博士号を取得しました。彼のキャリアはErnst & YoungやLEONI、最近ではBizLinkにおける様々な要職を経てきたことによって支えられています。特にLEONIではインドに新工場を立ち上げたり、カナダの拠点を統括するなどの実績を持っています。
2022年にはBizLink elocab Ltd.(カナダ)の社長兼マネージングディレクターに就任し、2023年からはテーラーメイド事業部のグローバル責任者として約1,000名の従業員を管理してきました。
フォン・アルクス氏は、「ノイトリックの革新性と品質には深く感銘を受けており、成熟市場と新興市場の両方で大きな成長の可能性があると信じています。私たちのグローバルチームとともに、ノイトリックの未来を築いていくのを楽しみにしています」とコメントしました。また、彼は「大胆に思考し、率直に語ることでインスピレーションが生まれる」とも述べ、水準の高い透明性や信頼性、責任の共有が自身のリーダーシップの主要な要素であると強調しています。
フォン・アルクス氏の就任は、ノイトリック・グループにとって国際的な視野と戦略的洞察、さらには革新への情熱を持つリーダーを迎える転機となります。彼は新たな成長を追求し、持続可能な長期ビジョンを実現するための舵を取ることが期待されています。
ノイトリック・グループは、2025年で50周年を迎えます。この重要な節目を迎えるにあたり、フォン・アルクス氏がどのような新しい道を切り開いていくのか、ますます注目が集まることでしょう。企業の成長とともに、業界全体の変革をもたらす可能性が秘められています。
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