天草学の開講
2025-04-14 12:28:23

茨城大学で学ぶ「天草学」 地域活性化の新たな試み

「天草学」の開講について



茨城大学人文社会科学部現代社会学科にて、2025年4月から通年で開講される新しい科目「天草学」。この講座は、熊本県天草市の地域活性化に関する実践事例を学び、学生が社会の一員としての意識を高めることを目的としています。特別講師として登壇するのは、みらい株式会社の取締役COO、大矢元起氏。大矢氏は地方創生や地域振興に取り組んできた経歴を持つ専門家で、天草市内で事業を営む経営者たちが週替わりで講師を務めるリレー形式で授業が進行する予定です。

開講の背景



この「天草学」が開講に至った経緯は、馬渡剛教授が共通の知人を通じて天草市の地域振興活動の成果を知り、2024年11月に大矢氏を招いて「地方政治論」の講義を行ったことです。この講座を受けた学生たちからは、行政と民間の協力による企業誘致の成功事例や、それによる自己の価値観の変容についての感想が寄せられました。

馬渡教授は、その反響を受けて自ら現地を訪問し、地域の取り組みを実際に見て確認。その結果、アメリカの社会学者リチャード・フロリダが提唱した「都市の繁栄に必要な3つの要素(テクノロジー、タレント、寛容性)」が天草市に備わっていることを実感し、これらの知見を学問として茨城大学の学生に伝えたいとの思いを抱くようになりました。

講師陣の選定と地域との連携



講師陣の選定は、地域活性化において大矢氏が取り組んできた事業者の中から厳選されます。天草市に密着した活動をしている人々から、実際の経験をもとに生の声を学生に届けることが狙いです。このリレー形式による授業は、学生にとって直接地域に関わる事業者との対話を通じた貴重な体験の場となります。

「天草学」に込められた想い



「天草学」の開講には大きな意義があります。当社、みらい株式会社は持続可能な地域社会モデルの構築を目指し、天草市とのさらなる連携を進めています。地域におけるシビックプライドの育成が、強靭な地域づくりの基盤になると考える私たちにとって、この講義は非常に重要な取り組みです。

受講生たちには、地域の事業者たちと交流を持つことで、単なる経済的価値にとどまらず、文化的・社会的な観点から多様な価値観に気づいてほしいと期待しています。その結果として、学生一人ひとりにとって豊かな人生への架け橋となることを願っています。

おわりに



「天草学」の第一回講義がどのように展開されるのか、非常に楽しみです。地域の活性化に貢献する学生たちが、この講座を通じて新しい知見や価値観を獲得していくことでしょう。今後の「天草学」の活動にますますの注目が集まりそうです。


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会社情報

会社名
みらい株式会社
住所
広島県広島市中区銀山町3-1ひろしまハイビル21 16階
電話番号
082-535-5231

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