斎王の祈りと地域活性化
2024-10-15 21:53:48

斎王の祈りが満月の夜に竹神社で実現!地域活性化の取り組みと今後の展望

斎王の祈りが満月の夜に竹神社で実現!地域活性化の取り組みと今後の展望



2023年10月17日、三重県明和町にある竹神社において、満月を迎えた特別な夜に斎王の参拝が行われます。この歴史ある行事は、竹神社を拠点に地域活性化を目指す一般社団法人明和観光商社が主導します。

特別な満月夜の斎王参拝



斎王は、毛氈を引いた参道を進み、正殿で拝礼を行います。斎王が夜に竹神社の境内を訪れるのは今回が初めてということで、この特別な瞬間を記念した「特別満月御朱印」も頒布されることになっています。満月の美しい夜空の下、かつての祈りの舞台である竹神社が再び息づく機会となります。

竹神社の地域活性化への取り組み



竹神社は近年、地域住民との連携を深めながら地域の課題解決に取り組んでいます。特に、氏子の減少やコミュニティの希薄化が進む中、明和観光商社は「観光」を通じて神社の運営を持続可能なものにするための実証事業を2022年から行っています。

この取り組みでは、地域の魅力を引き出すための御朱印の企画や情報発信、鎮守の森の活用など、多様な試みに挑戦することで、地域コミュニティの活性化や関与人口の増加を図っています。そして、こうした活動の一環として、竹神社とその周辺地域に関連する魅力を展示し、訪れた人々に斎宮の歴史・文化を感じてもらうことに努めています。

斎宮の歴史と文化を体感



竹神社が位置する土地は、かつて斎王が生活していた場所と考えられています。斎宮の存在が衰退した今でも、その祈りの豊かさは斎王まつりや斎宮歴史博物館、さいくう平安の杜を通じて受け継がれています。今回の「竹神社満月夜参り〜斎王の祈り〜」は、地域の秋の豊穣に感謝し、斎王の「祈り」を再現する重要なイベントです。

地域と共に育む未来



明和観光商社は、今後も持続可能な神社運営の実証事業を推進し、地域にとっての宝である竹神社を中心にした観光まちづくりを進めていく方針です。特に、20年に1度の社殿建て替えを伴う遷座祭を視野に入れつつ、地域のコミュニティと連携しながら、歴史と文化に根ざした観光資源の活用を図ります。

また、今後はインバウンド客向けの体験コンテンツを強化し、訪れる日本人に限らず、海外からの観光客にも竹神社や斎宮の魅力を広げていく、さらなる努力を続けていく予定です。

イベント詳細



この「竹神社満月夜参り〜斎王の祈り〜」は、令和6年10月17日(木)に行われ、斎王の参拝時間は18:30から19:00を予定しています。その間は参道および拝殿は通行中止となり、安全な環境が整えられます。駐車場は竹神社近くの東側にあるので、利用を推奨します。

雨天の場合はイベントが中止となるため、最新情報は竹神社のインスタグラムで確認することが可能です。なお、11月の満月の際にも同様のイベントが計画されています。

竹神社とその周辺の地域が、皆様にとってより身近で魅力的な存在となることを期待しています。


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会社情報

会社名
一般社団法人明和観光商社
住所
三重県多気郡明和町斎宮3039-2
電話番号
0596-67-6850

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