ピクスタ、新たなデータセットを提供
pixsta株式会社は、機械学習用に特化した画像データセットを販売開始しました。特に、日本国内の道路標識とナンバープレートを対象とした2つのデータセットが登場です。これらのデータセットは、自動運転やスマートシティにおけるAI技術の向上に寄与することを目的としています。
道路標識画像データセット
このセットは、1,000点以上の道路標識画像が含まれており、すべて日本国内で撮影されています。標識は、警戒・規制・指示・補助を表し、それぞれ正面または斜めから撮影されたものです。さまざまな照明条件や天候下で撮影されているため、実践的な機械学習の訓練に適しています。商用利用が可能で、撮影者から事前に許諾を受けているため、安全に利用できます。
価格と利用法
価格は99,000円(税込)からで、アノテーションの追加は有料にて対応しています。購入希望者は、PIXTAのウェブサイトから希望データを申し込むことができます。データは先進運転支援システム(ADAS)の開発や、自動運転技術の精度向上に貢献します。
ナンバープレート画像データセット
もう一つのデータセットは、ナンバープレートの画像を600点以上収録。特に普通乗用車および軽自動車を対象としており、1台につき4つの角度から撮影された画像が含まれています。こちらもさまざまな条件下で撮影されているため、より多角的な学習が可能です。
使用例
ナンバープレートデータは、駐車場管理AIや交通監視AIの開発に役立ちます。これにより、車両の入出庫を自動認識したり、通行車両のデータ収集に貢献します。また、防犯や捜査支援AIの開発にも役立つでしょう。特に不審車両の特定や、事故発生時の車両追跡が可能になるなど、都市の安全性を高めるための強力なツールです。
需要に応えるデータ提供
近年、画像認識技術の発展が著しく、自動運転やセキュリティ分野での需要が高まっています。しかし、日本特有の道路標識やナンバープレートの画像データが不足している現状があり、開発者たちはデータ収集に苦労しています。そこで、PIXTAは独自のクリエイターネットワークを活用し、自らデータを収集することでニーズに応えています。
PIXTAの魅力
PIXTAは、機械学習用画像データの提供において、国内最大級のストックフォトサイトとしての強みを活かしています。商用利用可能な1億点以上のデータを取り揃え、AI開発者の要望に応じたサポートを提供しています。オープンデータでは入手困難な素材も、PIXTAではスムーズに取り扱うことができます。
撮影サービス
また、全国出張料金が無料のカメラマン手配や完全オーダーメイドのビジュアル制作といったサービスも展開しており、幅広いニーズに応じた柔軟な対応が可能です。
まとめ
今後、PIXTAは迅速に求められるデータを提供し、日本国内のAI技術の発展を支援し続ける方針です。興味のある方はぜひ、公式サイトを訪れてみてください。