富士ソフトが新たな挑戦、AMRフリート管理プラットフォーム「MixFlit」の販売開始
2023年11月11日、富士ソフト株式会社が自律走行搬送ロボット(AMR)のフリート管理専用プラットフォーム「MixFlit」を正式に販売することを発表しました。このプラットフォームは、製造や物流業界での自動化ニーズの高まりに応えるもので、特に異なるメーカーのAMRを統合的に管理することに特化しています。
自動化の必要性と現状の課題
少子高齢化の影響を受け、日本の製造業と物流業界では深刻な人手不足が続いています。この現状を受けて、自動化や効率化のニーズが急増しているのですが、現場では異なるメーカーのAMRが稼働しているため、統合制御やシステム連携において多くの技術的なハードルが存在します。これらの課題を解決すべく、富士ソフトは「MixFlit」を開発しました。
「MixFlit」の特長
「MixFlit」は、 多様なAMRの統合制御を可能にし、誰でも容易に導入できるシステムを提供します。操作はシンプルで、Webブラウザを介して行えるため、専門知識がない現場のスタッフでも柔軟に対応できます。例えば、AMRのルート変更は複雑な設定なしにブラウザから行うことができ、導入前には3Dシミュレーション機能を利用して、最適な運用が確認可能です。これにより、AMRの配置や搬送効率も高められることが期待されています。
さらに、今後は複数のフロアに対応する機能や、様々なメーカー間での安全なデータ連携を実現する「OPC-UA連携」機能も追加予定です。
充実した機能
MixFlitには、多彩な機能が揃っています。マップ管理機能は、搬送システムに必要な地図を追加・編集・削除でき、ダッシュボード機能でAMRの状態をリアルタイムに監視することが可能です。また、アラート表示機能も備え、異常が発生した際には即座に通知されるため、安全性も確保されています。
提供開始日と価格
このプラットフォームの提供開始日は2025年11月11日で、ライセンス価格は660万円(税込)となります。導入にあたっては、別途カスタマイズや保守費用がかかりますが、対応機種についても今後順次拡大される予定です。
イベント出展のお知らせ
富士ソフトは、2026年1月21日から23日に東京ビッグサイトで開催される「第10回スマート工場EXPO」に出展し、MixFlitの実機体験ができる機会を提供します。この展示会では、富士ソフトのスマートファクトリーソリューションも紹介され、業界の革新を目指す取り組みが見逃せません。
まとめ
富士ソフトが展開する「MixFlit」は、製造・物流業界における自動化の推進に大いに貢献することでしょう。このプラットフォームがもたらす効率的な運用と作業環境の改善は、未来の工場や倉庫の理想像を実現する第一歩となるに違いありません。