阪急阪神ホールディングスとコングラントの新たな挑戦
2025年11月4日から、阪急阪神ホールディングス株式会社とコングラント株式会社が共同で「ゆめ・まちクラウドファンディング」の第二弾を開始します。このプロジェクトの目的は、阪急阪神沿線で活動する市民団体を支援し、地域の環境や次世代育成に寄与することです。
プロジェクトの背景と意義
阪急阪神HDは、地域課題への理解を促進し、皆が共に参与できる取り組みを推進しています。これを受けて、2024年度には「阪急阪神 未来のゆめ・まち基金」として、企業支援型のクラウドファンディングが立ち上がりました。初年度には10団体が参加し、492名からの支持を受けて、508万円以上の寄付を集めることに成功しました。
2025年度も再度10団体が参画する見込みです。これにより、市民団体が持続的に活動を継続できる支援を行い、地域社会の活性化を図る予定です。
「ゆめ・まちクラウドファンディング」の仕組み
特筆すべき点は、阪急阪神HDが寄付決済手数料を全額負担する点です。これにより、寄付者から集まった資金がそのまま市民団体に届く仕組みが実現されており、これまで以上に多くの人々が地域貢献に取り組むことが出来るようになります。
2025年11月4日から12月22日までの期間中に、参加する10団体は最大60万円の資金調達を目指します。
支援プログラムの内容
阪急阪神HDは、このプロジェクトに向けて様々な支援を行います。
1.
広報支援プログラム: 阪急阪神沿線の各種メディアやSNSを通じて市民団体の活動を広報し、寄付の呼びかけを行います。
2.
寄付募集ノウハウの提供: コングラントが主催する勉強会により、参加団体の寄付募集力を強化し、戦略を立案するサポートを提供します。
阪急阪神HDのコメント
阪急阪神HDの担当者は、このプロジェクトを通じて地域の寄付文化を根付かせ、持続可能な社会の実現に向けた機運を高めたいと述べています。また、昨年度の取り組みでは、参加全団体が目標達成を果たしたことに自信を深め、引き続きサポートを行うことを誓っています。
コングラントの役割
コングラントは、ソーシャルセクター向けに寄付DXシステムを提供しており、企業の寄付活動を促進する事業を展開しています。これまで3,500以上の団体にサービスを提供し、寄付の流通総額は120億円を超えました。これにより、企業だけでなくNPOの持続可能性も飛躍的に向上しています。
まとめ
この「ゆめ・まちクラウドファンディング」は地域社会を豊かにするための重要なステップです。今後も阪急阪神HDとコングラントは連携を強化し、より多くの市民団体の活動を支援していくこととなります。地域住民からの温かい支援を期待し、誰もが参加できる社会づくりに寄与していきたいと思います。詳細は、特設サイトをご覧ください。
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