ルミネ、未来のエネルギーを見据える
株式会社ルミネ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:表 輝幸)は、100年先の未来に向けた脱炭素社会実現に向け、2024年度から全17拠点の電力を100%クリーンエネルギー化することを発表しました。これは、自社のサステナビリティ方針「WE ILLUMINATE THE FUTURE わたしが選ぶ毎日が、わたしたちの未来をつくっていく。」に基づくものです。
具体的な取り組み内容
ルミネが掲げる脱炭素社会への道筋には、いくつかの具体的な施策が含まれています。第一に、2024年2月1日より、太陽光発電を用いたオフサイト型コーポレートPPA(Power Purchase Agreement)を導入します。この施策により、ルミネ横浜を中心とした電力がクリーンエネルギーで賄われることで、環境への負荷を軽減することが期待されています。
また、「再エネJクレジット」および「非化石証書」などの環境価値証書を活用し、カーボンニュートラルを達成します。これにより、2024年度のCO2削減総量は年間約30,000トン(t-CO2)を見込んでいます。
脱炭素社会実現のための長期的視野
ルミネは、約20年間にわたり、エネルギー効率の向上と省エネルギー化に取り組んできました。屋上緑化をはじめ、BEMS(ビルエネルギー管理システム)の導入、高効率設備への切り替えなど多岐にわたります。ニュウマン新宿やニュウマン横浜の開業を通じて拠点を増やしつつ、2013年度と比較しても約21%のCO2削減に成功しました。今後は全エネルギーの約80%をクリーンエネルギーに切り替え、さらなる環境負荷の軽減を目指します。
環境と社会に貢献するルミネの姿勢
ルミネは、地域のステークホルダーと連携しながら、環境と社会に対してポジティブな変化を追求します。脱炭素社会への道のりは長いものですが、ルミネはこれからも積極的に新たな施策を展開し、持続可能な未来のために一歩ずつ邁進し続けます。
環境問題に対する意識が高まる現在、ルミネの取り組みがどのように業界全体にインパクトを与えるか、今後の動きに注目が集まっています。