小豆島の迷路のまちアートプロジェクトが輝く賞を受賞
香川県小豆島で運営されている「迷路のまちアートプロジェクトMeiPAM」が、令和6年度あしたのまち・くらしづくり活動賞で振興奨励賞を受賞しました。これは、地域活性化を目的とした独自の取り組みが高く評価された結果です。
この賞は、公益財団法人あしたの日本を創る協会と読売新聞東京本社、NHKが主催しており、全国各地から応募された197編の中から28編が入賞しました。特に注目されるのは、MeiPAMの活動が過疎化が進む小豆島の商店街を再生させるためのアートを主軸にした観光事業である点です。
妖怪美術館と地域の再生
MeiPAMの中心的施設である「妖怪美術館」は、2018年に開館し、900点以上の妖怪造形作品を展示しています。これらの作品は、妖怪の起源から現代の妖怪まで多彩な表現があり、観光客の注目を集める要素となっています。また、この美術館は地域の観光振興にも大きく貢献しており、COVID-19パンデミック前には、観光客数が5倍に増加し、年間10万人に達したと言われています。
美術館の利用者は、自然と歴史が交錯する「迷路のまち」と呼ばれるエリアでの体験を楽しむことができます。古民家を改修した施設には、ナイトミュージアムや妖怪に仮装して楽しむイベントも開催されるなど、独自の魅力を発信しています。
地域活性化への幅広い取り組み
小豆島ヘルシーランド株式会社の代表取締役社長、柳生敏宏氏は、「地域の発展に寄与する」という理念のもと、オリーブの栽培を中心に様々な地域活性化の取り組みを行っています。小豆島の自然環境を生かし、心と体の健康をテーマにした商品開発や宿泊事業、美術館事業を展開しています。これにより、地域の文化や観光の振興に寄与するだけでなく、訪れる人々に新たな魅力を提供しています。
今後の展望
今回の受賞は、迷路のまちアートプロジェクトのさらなる発展に期待が高まる結果となりました。地域の持つ特性を最大限に活かし、訪れる全ての人々に感動を与えるような取り組みが、今後も続けられていくことでしょう。
公式情報
このプロジェクトについて詳しく知りたい方は、
公式ウェブサイトをご覧ください。また、小豆島ヘルシーランド株式会社の情報や製品については、
こちらのサイトから確認できます。