琵琶湖ホテルの冬の特別企画『百人一首ランチ 冬の宴』
滋賀県大津市に位置する琵琶湖ホテルが、2024年12月1日から2025年2月28日までの期間、冬の味覚を楽しむ『百人一首ランチ 冬の宴』の提供を開始します。この企画は、単なる食事ではなく、“かるたの聖地・大津”ならではの特別なおもてなしです。
百人一首の魅力と食の融合
琵琶湖ホテルは、これまで2017年にスタートした『百人一首カクテル』や、スイーツビュッフェ、アフタヌーンティーを展開し、2022年には古の歌に詠まれた日本の四季をテーマにしたランチメニューを発表しました。今回の冬の宴も、その流れを引き継ぎ、冬を彩るオリジナルメニューが満載です。
冬の味覚たっぷりのお献立
この冬の『百人一首ランチ』では、琵琶湖の特産物をふんだんに使用したメニューが揃い、特に注目なのは「もろこの甘露煮」や「鰤の柚香焼き」、「鮟鱇の唐揚げ」といった、旬の食材を味わえる点です。また、郷土料理の「赤蒟蒻煮」や、甘味増す寒蕪を使った「千枚蕪酢漬け」など、目にも楽しい紅白をイメージした盛り付けも特徴です。
名店の味、『あも歌留多』
デザートには、滋賀の和菓子の名店「叶 匠壽庵」の『あも歌留多』が提供されます。サクサクの最中の皮と、選りすぐりの丹波大納言小豆の餡、柔らかな餅の組み合わせは、どの歌をイメージしたものかも楽しみながら味わえます。
イベントの詳細
『百人一首ランチ 冬の宴』は、11:30から15:00の間に提供され、価格は¥3,900。予約は077-524-1225(琵琶湖ホテルレストラン)まで。場所は2階の「日本料理おおみ」です。
さらに、関連メニューとして『百人一首カクテル』も2種類、各¥1,500で販売中。特に『ちぎりきな』と『とこしへ』は、和歌をモチーフにしたオリジナルの風味を楽しめるカクテルです。
百人一首の文化
百人一首は、平安時代から鎌倉時代にかけて活躍した歌人による和歌を集めたもので、競技かるたとしても有名です。大津市には、近江神宮内の近江勧学館があり、ここでは毎年競技かるたの名人戦や全国高校選手権が開催されています。
大津あきのた会との誇り高い協力のもと、百人一首の内容を深く理解したうえで、ランチメニューを楽しむことができます。和歌の世界観を食で感じられる貴重な機会をお見逃しなく!
まとめ
伝統と新しいスタイルが融合した琵琶湖ホテルの『百人一首ランチ 冬の宴』は、おいしい食事を楽しむだけでなく、文化を感じることができる素晴らしい体験です。冬の特別メニューをぜひこの機会に堪能してください。