横浜で開催された家計講座の様子
2024年3月25日、横浜市の菅田地域ケアプラザにおいて、一般社団法人NTSセーフティ家計総合研究所が主催する家計講座が実施されました。この講座は、小学5年生から中学3年生を対象に、お金の重要性について学ぶためのものでした。
講師はどんな人?
講座の講師を務めたのは、カウンセリングセンターのセンター長である有田宏美さんです。彼女は参加者に向け、お金の使い方や管理の仕方を学ぶためのアプローチを提供しました。
講座の構成
オープニング: お金に関するクイズ
講座はまず、参加者がリラックスできるように設計されたお金に関するクイズから始まりました。参加者は、クイズを通じてお金の大切さや、キャッシュレス決済の種類について学ぶことができました。クイズは、参加者同士の競争心を刺激しつつ、学びを深めることを目的としています。
個人ワーク: 料理を通じて学ぶお金の使い方
次に行われたのは、個人ワークです。この日は「今夜は君がシェフ」というテーマで、スーパーマーケットでカレーの材料を調達するシミュレーションが行われました。
参加者は、自由に材料を選んだ場合の価格を算出したり、限られた予算内でどの材料を選ぶかを考えたりしました。また、おつりが自分のおこづかいになる場合の選択肢についても考えてもらいました。このワークを通じて、普通の買い物をする際にも多くの判断が必要であることを実感しました。参加者は、実際に手を動かすことによって、お金を使うことが「考えること」であると体験しました。
グループディスカッション: 多角的な視点を養う
次に行われたのは、グループワークです。参加者は以下のようなシナリオについてグループで意見を出し合い、その結果を発表しました。
1. お友達から「“ガチャ“をやりたいからお金を貸して欲しい」と言われた場合、どう行動するか。
2. バス停に着くと友達から「お財布を忘れたのでバス代を貸して欲しい」と言われた場合、どのように対応するか。
これらのシナリオを踏まえ、多くの意見が交わされることで、参加者はさまざまな視点から考えることの重要性を理解しました。お金の貸し借りに対する考え方や、自分自身の限界、お金との向き合い方を再確認する場となりました。
参加者の感想
参加者は今回の講座を通じて、お金に対する理解が深まり、生活の中での知恵を身につけることができたと多くの感想を寄せています。特に、今回の講座が「お金を使うことは考えること」だと気づけたことが、多くの参加者にとって新しい発見だったようです。お金の使い方に対する柔軟な考え方と知識は、今後の人生において大きな力となることでしょう。
講演・取材のご依頼
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