富士桜高原麦酒、インターナショナル・ビアカップ2025での快挙
2025年11月15日から18日まで、大阪市で開催された『インターナショナル・ビアカップ2025』において、富士桜高原麦酒が再びその名を轟かせました。特に注目されるのは、スモークビールスタイルの「ラオホ」がボトル・缶部門で金賞を受賞し、ケグ部門でも銀賞を獲得したことです。この受賞により、ラオホは二年連続で金賞の栄誉を手にしました。
また、同大会では他にも富士桜高原麦酒が製造する「メルツェン」が銀賞、そして「ピルス」が銅賞を獲得し、合計で四つのメダルを手にしています。
古屋醸造長の言葉
富士桜高原麦酒の古屋醸造長は、「インターナショナル・ビアカップ2025」における栄誉に感謝の意を示し、「私たちのビールは富士山からの素晴らしい天然水と伝統的な醸造技術から生まれました。飲む人の笑顔を第一に、地域に根ざしたビール造りを続けてまいります」と語りました。この言葉からは、彼らの情熱とともに、ビール造りに対する真摯な姿勢が感じられます。
レギュラービールの品質向上
富士桜高原麦酒で受賞した「ラオホ」と「ピルス」は、いずれも1997年の創業以来、長年にわたり醸造されています。これらのビールが高い評価を受けることにより、企業としての品質の高さが証明されたことになります。
インターナショナル・ビアカップ2025とは
『インターナショナル・ビアカップ』は、世界五大ビール審査会の一つであり、1996年から開催されています。この国際的なビールコンペティションでは、日本国内外から出品された様々なビールが審査され、2025年大会には22カ国から1562銘柄が参加しました。審査はブラインド方式で行われ、無数のスタイルのビールが公平に評価されるため、受賞は非常に名誉あることです。
各ビールの特徴
- - ラオホ: 燻製ビールとして知られ、ブナのチップで麦芽を燻煙し、香り高いスモークフレーバーが特徴です。このビールは飲むことで広がるマイルドな口当たりが魅力です。
- - メルツェン: ドイツ語で「メルツ」は3月の意味で、春に仕込まれ長期間熟成されます。香ばしさとカラメル感がバランスよく楽しめるラガービールです。
- - ピルス: 富士山の清らかな水を使用し、モルトの豊かな風味と爽快な苦味が絶妙なバランスを生み出すジャーマンスタイルのラガーです。
富士桜高原麦酒の特色
富士桜高原麦酒は、富士山から湧き出る貴重な伏流水を用いており、ドイツの醸造学校で培った技術が活かされています。主にドイツから輸入した原材料を使用し、濾過しないビール造りにこだわっています。このため、ビール本来の豊かな味と香りが楽しめるのです。
そんなユニークなビールは、すでに多くのファンを魅了し、山梨県内の店舗やインターネット通販でも手に入れることができます。新しい味わいの「ピルス ろ過」「ヴァイツェン ろ過」なども日々の楽しみを提供し続けています。
終わりに
受賞の知らせは、富士桜高原麦酒のビールが世界に通用する品質を持つことを示しています。これからも地域に根ざしたブランドとして、さらなる進化を見せてくれることを期待しています。
所在地: 山梨県南都留郡富士河口湖町船津字剣丸尾6663-1
お問い合わせ: TEL 0555-83-2236
公式サイト