六甲山の夏を楽しむイベント「氷室開き」と「エモい展」
毎年夏が近づくと、六甲山上で伝統的な行事「氷室開き」が開催されます。2025年7月11日(金)、自然体感展望台「六甲枝垂れ」にて、早春に貯蔵された氷を解放するこのイベントが行われます。今回はこの「氷室開き」について、また併催される体験型アートイベント「エモい展」についてご紹介します。
氷室開きの魅力
「氷室開き」は、六甲山の夏の風物詩として多くの人に親しまれています。早春に貯蔵された氷を開放し、山上の涼風を取り込むことで、訪れる人々に快適なひとときを提供します。このイベントではさまざまな体験が楽しめるだけでなく、特に注目されるのは「冷風体験」です。展望台の「風室」では、神戸市街地に比べて約10°C低い涼しさを楽しむことができ、自然の力を感じる貴重な体験ができます。
さらに、特別に設けられた「氷室開き」見学会も行われており、5組限定で無料で参加することが可能です。予約は必須で、7月1日から電話での先着順受付がスタートします。見学会のあとは、「エモい展」を無料で楽しむこともできるので、ぜひお見逃しなく。
エモい展の独特な体験
「氷室開き」のすぐそばで開催される「エモい展」は、感性に響くアート作品が楽しめる体験型イベントです。「エモい」というテーマに基づき、さまざまなアーティストが制作した作品が展示されています。アーティストは現代美術・発明・歌など多才な分野で活躍する7組。作品を介して、心に深く残る感情を体験できる空間が創出されています。
訪れた人は、独特なアート作品に触れることで、自身の感情や思考を刺激されることでしょう。また、六甲山の自然の中でアートを楽しむという新しい体験は、心の豊かさにも繋がります。展示されている作品は観覧だけでなく、オリジナルグッズも多数販売されていますので、お土産として購入することも可能です。
六甲山の夏を満喫するために
「氷室開き」と「エモい展」の両方を楽しむことで、六甲山の豊かな自然と文化に触れることができるこの機会をぜひ活用してください。この夏、六甲山で自分だけの特別な体験をしてはいかがでしょうか。涼を感じながらアートに触れる、そんな贅沢な時間が皆さんを待っています。
また、六甲山では他にもさまざまなイベントが計画されています。特に「神戸六甲ミーツ・アート2025 beyond」では、環境とアートがテーマになっており、国内外の約60組のアーティストの作品が展示されます。ぜひ、六甲山の魅力を満喫しに訪れてください。
開催情報
- - 氷室開き: 2025年7月11日(金)9:00〜10:00(事前申込必要)
- - エモい展: 2025年11月24日(月・休)まで開催中
- - 開催場所: 自然体感展望台 六甲枝垂れ
詳細は六甲山の公式サイトをご覧ください。