forestが約9億円を調達
モノづくりの新たな潮流を作り出そうとしているforestは、2020年に創業し、ここまでEコマースの舞台で着実にその基盤を築いてきました。今回、forestは過去最大規模となる約9億円の資金調達に成功し、モノづくりブランドのM&A及び育成に注力することを発表しました。
forestのビジネスモデル
forestは日本の良質な商品を取り扱うブランドのM&Aを行い、その後ビジネスとテクノロジーを駆使してブランドの成長を実現する事業を展開しています。特に注目されるのは、消費者の嗜好が多様化する中で、ニッチな市場に特化したブランドへ投資する姿勢です。このような小規模な事業者が手間や時間をかけて創出したブランドを大切にし、さらに成長させることを目指しています。
forestは、主にAmazonや楽天等のECモールでのデジタルマーケティングを強化し、越境ECへの積極的なアプローチをとることで、ブランドの認知度を高める戦略を進めています。さらに、データサイエンスを活用し、販売データや市場分析に基づいたスマートな意思決定を行い、各ブランドが持つ潜在能力を最大限引き出すことに努めています。
今後の展望
今回の資金調達により、forestはモノづくりブランドの発掘や成長を支援するためのプロフェッショナルな人材の採用を強化する計画です。さらに、今後数年で300ブランド以上への投資を実行し、国際的なエクイティ及びデットプロバイダーとの協力関係を強化することで、資金調達のさらなる拡大を見込んでいます。これにより、良質な日本のプロダクトを世界中の消費者に届けることを目指しています。
投資家からの信頼
この大規模な資金調達を引き出した要因の一つは、投資家からの信頼と期待です。取締役の坂本氏は、forestのテクノロジーを駆使したアプローチが、成長市場での可能性を広げると期待しています。また、NORDSTARのOle Ruch氏は、日本におけるニッチブランドのM&A及び拡大の機会をしっかりと捉えているforestのチームに注目しています。
日本のモノづくりの未来
forestは、日本の歴史あるモノづくりの伝統を現代に活かし、さらに新たな価値を創出することを目指しています。この国特有の文化や技術を尊重しながら、熟練の技術者による高品質な商品を世界に届けるために、forestはビジネスとテクノロジーの力を融合させることに取り組んでいます。
私たちの生活を彩り、高める商品が、forestの手によって世の中に広がっていくことで、心の満たされる社会が実現する日が待ち遠しいです。日本のプロダクトが世界を魅了する未来に、forestは挑戦を続けていくことでしょう。
会社概要
- - 社名: forest株式会社
- - 所在地: 東京都渋谷区道玄坂1-12-1 渋谷マークシティW22F
- - 設立: 2021年7月
- - 代表者: 代表取締役 湯原 伸悟
- - URL: forest