soucoの物流倉庫シェアリング、東京海上日動の保険でさらなる安心を提供
soucoと東京海上日動が手を組む
倉庫を貸したい企業と借りたい企業をつなぐオンラインプラットフォーム「souco」は、東京海上日動火災保険株式会社との提携により、事業者向けに包括保険を提供する画期的なサービスを開始しました。これは2017年7月から運用が始まり、soucoの物流倉庫シェアリングに新たな安心感をもたらします。
包括保険の概要
この新しい保険サービスが目指すのは、soucoプラットフォームを利用する企業が抱えるさまざまなリスクを軽減することです。具体的には、企業が利用する倉庫内に保管されている貨物に対する火災や爆発などの事故による損害を補償するだけでなく、倉庫提供者への賠償責任に関しても包括的な保障が加わります。このため、借り手も貸し手も安心してsoucoのサービスを利用できる環境が整いました。
シェアリングエコノミーのニーズに応える
soucoは、短期間かつ小ロットでの倉庫レンタルを容易にすることを理念としたスタートアップです。しかし、このような柔軟なサービスの展開に伴い、保険に関するニーズも多様化していました。特に、倉庫の利用が頻繁に変わるビジネスモデルにおいては、日割りで使える火災保険の必要性が高まっていたのです。さまざまなリスクが伴う中、soucoは保険の見直しと新しい保障商品を開発する必要がありました。
東京海上日動との連携
このニーズに応えるために、soucoは東京海上日動に対し、シェアリングエコノミーに特化した保険商品の開発を依頼しました。その結果、既存の企業財産包括保険における一部の規定が見直され、より柔軟で包括的な保障が可能な商品が誕生しました。これにより、利用事業者の保管する貨物に対するリスクや、soucoに対する賃貸人責任をカバーする仕組みが整いました。
新しい取り組みの成果
新しい補償サービスの導入により、soucoは倉庫提供者と利用者、双方にとっての利便性が向上しました。これにより、soucoはさらに多くの企業にサービスを提供することができ、運用をスムーズに進めることが可能になります。また、利用者は安心して借りたい倉庫を選べる環境が整い、業務の効率化が進むことが期待されます。
物流の未来を見据えて
soucoは「物流をなめらかにする」ことを目指し、倉庫と倉庫内サービスを必要な時に必要な量だけ提供しています。今回の保険サービスが加わることで、さらに利用者に寄り添ったサービス展開が可能となり、物流業界全体の進化に寄与することが期待されています。
これからもsoucoは、より多くの企業やフィールドと連携し、持続可能な物流環境の構築に力を注いでいく予定です。今後の展開にも目が離せません。
会社情報
- 会社名
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株式会社souco
- 住所
- 東京都千代田区麹町1-4-42F LIFULL HUB
- 電話番号
-
03-4405-3614