子どもの権利写真展
2024-10-30 17:18:20

中野区立中野東図書館で子どもの権利写真展を開催中!

中野で子どもたちの権利を巡る写真展開催中!



国際NGOであるワールド・ビジョン・ジャパン(WVJ)と中野区が連携した「子どもの権利写真展」が、中野区立中野東図書館にて開催されています。入場は無料で、展示は2024年12月26日まで続く予定です。

この展示は、世界の子どもたちの権利について多くの人々に知ってもらうことを目的としており、158枚の写真パネルと子どもの権利に関する説明パネルが設置されています。特に、子どもの権利をテーマにしたイベントは、日本においてもますます重要な意味を持ちつつあります。

展示の意義と背景



この展示会は、2022年に制定された「中野区子どもの権利に関する条例」に基づいて行われており、国際連盟による「子どもの権利宣言」採択から100年、さらには「子どもの権利条約」の採択から35年経過した特別な年でもあります。これらの記念すべき年を迎え、中野区及びWVJは、子どもの権利についての理解を深める絶好の機会を提供しています。

地元中学生の参加



展示された写真の多くは、WVJが行う支援活動の中で出会った世界各国の子どもたちを写したものであり、準備の際には中野区立中野東中学校の2年生が参加しました。生徒たちは、子どもの権利について学び、各自グループを作って意見を交わしながら展示用のポップを作成しました。
この中には、「自分と同年代の人たちが、世界では教育を受けられずに働いていることに驚いた」という感想や、「子どもの権利条約があることを知らなかったので、とても興味を持ちました」という声が寄せられています。生徒たちの真剣な取り組みが、この展示会に新しい視点をもたらしています。

参加型コーナーも設置



また、今年の展示では参加型コーナーも用意されています。子どもたちの権利にかかわる4つの一般原則についてシールを使って意見を表明する形式です。来場者は、自分の意見を積極的に参加する形で表現できます。このような取り組みは、子どもたちの権利に対する関心を高め、さらに意識を広めることに繋がります。

世界子どもの日について



ちなみに「世界子どもの日」は1989年11月20日に国連で「子どもの権利条約」が成立されたことを記念して定められた日です。この日を中心にして、世界中で子どもたちの権利を守るための活動が行われています。日本でも、「こども基本法」の制定や、「こども家庭庁」の設置などが進み、子どもたちの権利がこれまで以上に重要視されています。

また、今年の11月には「子どもの権利フォーラムin東京2024」が池袋で開催される予定です。これも子どもの権利に対する社会的な関心を高め、実現のための重要な場となるでしょう。

まとめ



子どもたちの権利を考えるきっかけとして、ぜひ中野区立中野東図書館を訪れてみてはいかがでしょうか。展示を通じて、多くの人々が世界中の子どもたちの現実を学び、それぞれの立場で何ができるかを考える大切な機会になることが期待されています。ぜひ足を運んで、子どもたちの権利について考えてみてはいかがでしょうか。


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会社情報

会社名
特定非営利活動法人ワールド・ビジョン・ジャパン
住所
東京都中野区本町1-32-2ハーモニータワー3F
電話番号
03-5334-5350

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