資生堂が主催するDEIラウンドテーブル、ジェンダー不平等を探る
資生堂が2024年11月15日(金)に開催する「会社のジェンダー不平等はどこにある?」というラウンドテーブルが、注目されています。このイベントは、資生堂のDE&I(ダイバーシティ、エクイティ、インクルージョン)プロジェクトの一環であり、特に企業内のジェンダー不平等を分析し、解決策を模索することを目的としています。
DEIプロジェクトの背景
資生堂は女性管理職の比率が40%以上という実績を持ち、これまでに女性の活躍を促進するための多くの取り組みを行ってきました。しかし、2024年からは「女性活躍からジェンダー平等へ」を新たな目標に掲げ、さらなる進展を図っています。これを実現するためには、組織内で残るジェンダー不平等の要因を洗い出し、具体的な改善策を講じる必要があります。
DE&Iラボでは、最近の研究をもとに、ジェンダー不平等がどのような要因から生じるのかを明らかにしています。この研究の成果を活かして、ラウンドテーブルでは具体的な課題と解決策について参加者が意見を交換する場となります。
ラウンドテーブルの詳細
このラウンドテーブルには、資生堂DE&Iラボの責任者である山田美和さん、東京大学の山口慎太郎教授が登壇し、研究結果に基づいてジェンダー不平等の現状を説明します。トークセッションの後には、参加者同士でディスカッションを行い、実際の業務に役立つヒントを探るセッションが予定されています。また、イベント終了後には懇親会も設けられ、ネットワーキングの機会を提供します。
参加対象者
このラウンドテーブルは、DEI施策を推進したいと考える企業の人事担当者や、ジェンダー平等に関心を持つビジネスパーソンを対象としています。特に、企業内でのジェンダー平等を実現するために具体的に何を始めれば良いのかを考えるための貴重な機会です。
未来を創るDEIプロジェクト
本イベントは、朝日新聞とハフポスト日本版が連携して立ち上げた「未来を創る DEI」プロジェクトの一環です。このプロジェクトでは、従来の問題提起に加えて、専門家の知見を活かして課題解決に向けた実践的な報道を行います。今後も少人数による対話型のラウンドテーブルを定期的に開催することで、広範な問題について深掘りし、解決策を提示していく予定です。
終わりに
資生堂DE&Iラウンドテーブルでの議論は、企業の枠を超えた意見交流を促し、参加者のメンターシップを育む機会です。このイベントを通じて、企業内のジェンダー平等の実現に向けた新たな一歩を踏み出すことが期待されます。
参加は無料で、興味のある方は以下のリンクから応募してください。
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