北海道幕別町で子ども向けXRコンテンツが地域の文化体験を豊かにする
北海道幕別町にて、WeaverseLab株式会社が「こどもの日ゆめホール」において、子どもたち向けXRコンテンツを提供しました。このイベントは、地域住民に楽しんでもらうことを目的とし、多数のクリエイターやアーティストと共同で行われました。
子どもたちの創造力を刺激するXRコンテンツ
提供されたXRコンテンツは、VRメタバースプラットフォーム「Resonite」を使用して制作されました。
1. きらきらがっき
このコンテンツでは、電子ピアノを弾くと音が光に変わり、メタバース空間にキラキラと現れます。会場には、民俗楽器や伝統楽器も配置され、音と光に包まれた豊かな空間が広がりました。音楽パフォーマーK.ᴗ.(Ambientflow)による監修のもと、リトミックや参加型音楽公演の理論に基づいて設計され、音楽の知識や経験に関わらず、子どもたちが音楽に触れられる体験を提供しています。
2. おえかきようせい
子どもたちがiPadで描いたイラストが、Resoniteのギミックを通してバーチャル幕別ホールで動き出す夢の体験です。仮想空間との交流を通して、おえかき妖精「レちゃん」と「ゾちゃん」が、いたずらやお助け役として活躍します。ビジュアルアーティストTorazoによる監修のもと、日本の伝統文化から最新のVRアートまでを取り入れ、子どもたちの感性を育む文化体験を目指しています。
地域とメタバースを繋ぐ取り組み
WeaverseLab株式会社は、これらのコンテンツを通して、子どもたちの芸術への興味関心を高め、文化体験の機会を提供することを目指しています。イベントでは、子どもたちがアーティストやアートそのものと直に接する機会を提供することで、地域の文化的な価値を高め、教育や学びを深めるための新たな可能性を探っています。
イベントは大盛況
イベントには多くの親子連れが訪れ、子どもたちはXRコンテンツに夢中になっていました。特に、音楽を使ったコンテンツでは、繰り返し遊ぶことで技術が向上していく様子が見られ、XRコンテンツを活用した体験の有用性が実証されました。
今後の展望
WeaverseLab株式会社は、今後も地域と連携し、子どもたちに豊かな芸術体験を提供できるような取り組みを推進していく予定です。XR技術を活用することで、地域住民の文化体験を豊かにし、地域活性化に貢献していくことが期待されます。