志賀町の仮設商店街
2024-09-26 20:50:28

能登半島地震復興を支援する新たな仮設商店街が志賀町に誕生

2024年1月に発生した能登半島地震からの復興支援が進む中、石川県志賀町に新たな仮設商店街が完成しました。この商店街は、一般社団法人日本ムービングハウス協会に加盟するアーキビジョン二十一によって設立されました。

このプロジェクトは、地震によって影響を受けた多くの事業者の事業再開に向けての第一歩となる場を提供することを目的としています。復興の過程で、地域全体の経済的な活性化を目指し、地元の人々が日常生活を取り戻す手助けになることが期待されています。

仮設商店街の工事は9月10日に完了し、14日にはオープニングセレモニーが行われ、正式に営業が開始されました。この商店街は、道の駅とぎ海街道の駐車場に位置し、地震で店を失った5軒の小売店舗や飲食店が新たなビジネスの場として利用されています。訪れる人々にとっても新しい購買の選択肢を提供し、地域の経済を活性化させる役割を果たしています。

今回の仮設商店街は、ムービングハウスという移動式建築物を使用しており、迅速に設置ができるのが特長です。こうした施設は災害時の仮設住宅や店舗としての利用に最適で、過去の災害支援の経験を活かした形で進められています。アーキビジョン二十一は、2018年の胆振東部地震や2020年の7月豪雨災害の際にも、仮設店舗を建設することで地元事業者の早期営業再開を支援してきました。今回の能登半島地震でも同様の支援が行われており、仮設商店街の他にも、輪島塗の仮設工房の整備など、多様な取り組みが進められています。

アーキビジョン二十一は、石川県各地での応急仮設住宅をはじめとする仮設建築物の整備に努めており、速やかにより多くの被災者の皆様に安心な生活基盤を提供するため、全国のムービングハウス製造工場での増産体制も整えています。登録事業者や地域住民と連携し、復興に向けた取り組みが今後も加速することが期待されています。地域の皆さんが再び活気ある生活を町の中で築いていくための重要なステップとして、仮設商店街は大いに貢献することでしょう。


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会社情報

会社名
株式会社アーキビジョン21
住所
北海道千歳市泉沢1007-168
電話番号
0123-28-8811

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