建設業界の未来を考える懇談会が開催、発注者責任に関する指針改正案を議論

建設業界の未来を見据えた懇談会の開催



国土交通省は、令和6年9月2日(月)に「発注者責任を果たすための今後の建設生産・管理システムのあり方に関する懇談会」を開く予定です。この懇談会では、先般改正された「公共工事の品質確保の促進に関する法律」(通称:品確法)の内容を基に、発注関係事務の運用に関する指針の改正骨子案について議論が行われます。

懇談会の目的と背景



この懇談会は、発注者の視点から、現代の建設生産や管理システムのあるべき姿を模索するために設置されました。特に、急速に変化する社会資本の整備、維持管理および更新に「発注者責任」をどのように果たしていくかについて検討することが目的となっています。これにより、将来にわたって安全で持続可能なインフラサービスを社会に提供できるようになります。

開催日時と場所



懇談会は、以下の日程で行われます。
  • - 日時:令和6年9月2日(月) 16:00~
  • - 場所:中央合同庁舎3号館 国土交通省11階 特別会議室
(WEB併用開催)

内容と議論の概要



この会議では、品確法に基づく発注関係事務の運用に関する指針の改正骨子案が主要な議題となります。品確法は、公共工事の品質を確保するために非常に重要な法律であり、これに基づく指針の改正が行われることで、発注者に求められる役割や責任も変化する可能性があります。こうした議論を通じて、業界全体で共通の理解を深め、より良い運用方針を確立することが期待されています。

傍聴について



今回の懇談会は、会議室の制約により、WEB傍聴の形式で行われます。報道関係者に限り、1社あたり2名まで参加が可能ですが、通信環境により映像が乱れる場合もあるため、事前にご了承ください。傍聴希望者は、指定のリンクからe-mailによる申し込みが必要です。期限は8月30日(金)15時までとなっています。

お問い合わせ



懇談会に関する詳細情報や資料については、国土交通省の公式ウェブサイトにて公開される予定です。不明点がある場合は、国土交通省大臣官房技術調査課まで直接お問い合わせをお願いいたします。

この懇談会は、建設業界が取り組むべき改革や課題を明らかにする重要な場となるでしょう。関係者が集まるこの機会を通じて、より良い施策や制度が生まれることに期待が寄せられています。

関連リンク

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