ジャパンEVラリー白馬
2015-07-22 10:30:02
日本最大級のEVイベント「ジャパンEVラリー白馬 2015」の魅力と新たな挑戦
日本最大級のEVイベント「ジャパンEVラリー白馬 2015」の魅力と新たな挑戦
2015年7月19日、白馬村で開催された「ジャパンEVラリー白馬」は、日本最大級の電気自動車(EV)イベントとして、多くの参加者を迎えました。このイベントは2014年に始まり、参加者が自らのEV・PHVを通じて環境問題に対する理解を深めることを目的としています。今回は67台のEV・PHVが集まり、それぞれが美しい白馬の自然や名所を楽しみながら走行しました。
イベントの最終日には、参加車両がパレードを行い、白馬村の中心を彩りました。このパレードは、地元住民や観光客の注目を集め、EVとPHVの普及を大いにアピールする場となりました。さらに、参加者には「EV普及アンバサダー認定証」が授与され、主催者側の認識も高まりました。
EVオーナー同士の交流が生まれる瞬間
本イベントの魅力のひとつは、オーナー同士の交流が盛んである点です。表彰式やナイトパーティーが行われる「EV夜会」では、参加者が互いの体験を語り合いながら、電気自動車の普及を支え合う姿が見られました。また、特設された「パワースポット」コーナーでは、さまざまなメーカーの充電インフラについての情報交換が行われ、交流の場が広がりました。
次世代車を知るチャンス 「白馬EVフォーラム」が開催
「ジャパンEVラリー白馬 2015」では、一般の方も参加できる「白馬EVフォーラム」が同時開催されました。このフォーラムでは、専門家やパネリストを招き、「EV・PHV・FCVによるゼロ・エミッション・モビリティと観光開発を考える」というテーマで基調講演やパネルディスカッションが展開されました。特に北海道大学の小林英俊教授による講演は多くの参加者の関心を集めました。
また、エッセイスト兼モデルのはなさんによるトークセッションも開催され、EV・PHVの興味を引く内容が詰まっていました。これを通じて、来場者は次世代車の知識を深め、身近に感じることができたようです。
次世代車試乗会での実体験
「次世代車試乗会」では、トヨタや日産、ホンダ、BMWなど多くの自動車メーカーが集結し、約6kmのコースで実際にEV・PHV・FCVの乗り心地を体験できる機会が提供されました。参加者は実際に車を運転し、電動車両の効率性や快適さを肌で感じることができました。このような機会は、電気自動車が持つテクノロジーへの理解を深める上でも重要な役割を果たしています。プレゼンテーションやQ&Aセッションもあり、参加者は製品に関する具体的な疑問を解消することができました。
クリーンエネルギー自動車の普及促進
近年、EV・PHVはますます身近な存在になりつつあります。価格設定が手頃になり、充電インフラも整備が進んでいるため、購入を考える人々にとって明るい選択肢が増えています。さらに、国からの補助金制度(CEV補助金)も利用できるため、購入ハードルは低くなっています。
「CEV補助金」とは、クリーンエネルギー自動車を購入する際に補助を受けられる制度で、経済産業省が主導しています。この制度の利用により、電気自動車を導入することに対するコストを軽減することが可能になります。詳細については、次世代自動車振興センターのウェブサイトを参照ください。
「ジャパンEVラリー白馬 2015」は、EV・PHVの魅力を体感する絶好の機会であり、環境への意識を高める貴重なイベントとなりました。毎年開催されるこのイベントを通じて、電気自動車の普及が促進され、より良い未来へとつながることを期待しています。
会社情報
- 会社名
-
日本EVクラブ
- 住所
- 東京都世田谷区松原2-20-10-401
- 電話番号
-
03-5376-8446