新たなコスト削減システム「VALUE KITチケット販売」
サイバーウェーブ株式会社は、2025年5月19日に、レジャー施設向けの革新的なチケット販売システム「VALUE KITチケット販売」を発表しました。このシステムは、テーマパークや遊園地、水族館のチケットを公式サイトで直接販売することにより、年間の運用コストを大幅に削減できることが特徴です。
開発の背景
従来のWebチケット販売サービスでは、売上に応じて発生するサービス利用料が課題となっていました。このため、売上が増加するほど、コストも同様に増大するという悪循環が生じていました。サイバーウェーブでは、利用料を固定制にすることで、施設側の負担を軽減し、利益を増加させる新たなシステムを開発することに至りました。
VALUE KITチケット販売の特長
1.
月額固定の利用料
「VALUE KITチケット販売」の最大の利点は、月額固定制の利用料にあります。このシステムにより、レジャー施設はチケット販売にかかる運用コストを大幅に削減することが可能となります。初期費用は発生しますが、売上の増加や運用年数によって、コスト削減のメリットを実感できるでしょう。
2.
顧客情報の自社資産化
既存のWebチケット販売サービスでは、顧客の個人情報を所有できないため、マーケティング活動が制約されていました。しかし、「VALUE KITチケット販売」では、来場者の個人情報が自社の資産となり、再訪促進のためのクーポンやメールマガジンを通じて、さらなる売上向上が期待できます。
3.
高いセキュリティ対策
「VALUE KITチケット販売」は、決済情報や個人情報を扱うため、高いセキュリティレベルが求められます。データベースの暗号化やクレジットカード・セキュリティガイドラインの準拠、さらにはログイン画面の多要素認証といった多重の安全対策を施しています。
さらに、このシステムは北関東の著名な遊園地「那須ハイランドパーク」に既に導入されており、その実績が高い信頼性を示しています。
これからの展望
サイバーウェーブ株式会社は、今後も技術力を駆使して「VALUE KITチケット販売」を進化させ、テーマパークや遊園地、水族館をはじめとする多様なレジャー施設のニーズに応えていく方針です。コスト削減のシミュレーションも行っており、導入を検討する各施設に対して具体的な数字を提供することが可能です。
レジャー施設の運営コストを削減しつつ、顧客体験を向上させる「VALUE KITチケット販売」。これからのレジャー業界の新たなスタンダードとなることでしょう。