AMATAMAの挑戦
2023-09-22 09:50:02

名古屋発のスタートアップAMATAMAがHEXAGONに参加し新たな挑戦

名古屋発のスタートアップAMATAMAがHEXAGONに参加



名古屋市に本社を置くAMATAMA株式会社が、ユビキタスAIが展開するB2Bテクノロジービジネスプラットフォーム「HEXAGON」に賛同し、参加することが発表されました。AMATAMAは、2023年1月に設立された新興のハードテック企業であり、そのビジョンには「ロボット・コンピューティングに革新をもたらし、自由と持続可能性を無限大にする」という志が込められています。

AMATAMAの概要


AMATAMAは、ロボット制御コンピュータに特化した革新的な研究・開発を行っています。特筆すべきは、彼らが提唱する「ハイアラーキカル・アーキテクチャ」—生命体の神経系を模した新しいコンピュータシステムのアーキテクチャです。これにより、より効率的で持続可能なコンピューティング環境を実現しようとしています。

本社は名古屋市中村区のWeWorkグローバルゲート名古屋にあり、3つの主要な事業内容を展開しています。具体的には、ハイアラーキカル・アーキテクチャの開発支援ツールの開発、専用コンピューターボードの開発、ロボットの身体機能制御に特化したコンピュータシステムの受託開発です。

ハイアラーキカル・アーキテクチャの重要性


最近、ロボット技術への需要は急速に増加しており、その中でも労働置き換えに関する領域は飛躍的な成長が期待されています。しかし、現状のロボット制御に使用されているコンピュータアーキテクチャは、約20年の間に大きな変化がないままです。このような背景から、AMATAMAは分散コンピューティング技術と組み込みAIを組み合わせ、新たなコンピュータシステムのアーキテクチャを研究・開発しています。これにより、電力使用量を20分の1に抑え、コストも約3分の1にすることを目指しています。

HEXAGONへの参加意義


AAMATAMAは、ハイアラーキカル・アーキテクチャを実社会に早急に取り入れるため、オープンソースでの技術提供を目指しています。ユビキタスAIの広範な組み込み技術と製造業向けノウハウを活用し、産学連携や海外展開のネットワークを構築することで、ロボット製品の市場投入を加速させる狙いがあります。

HEXAGONは、大手製造業を中心に形成されたビジネスプラットフォームであり、製造業向けにスタートアップや学術機関が開発した製品の販売を支援しています。今後は、ユビキタスAIの持つ技術を活用し、共同開発やグローバル市場への展開も計画しています。

まとめ


名古屋のハードテック企業、AMATAMAのHEXAGONへの参加は、ロボット技術の未来に向けた新たな一歩を象徴しています。これにより、より効率的で持続可能なロボットが実現されることに期待が寄せられています。愛知県名古屋市からの挑戦が、今後のテクノロジーと製造業にどのような影響を与えるのか、注目が必要です。

会社情報

会社名
AMATAMA株式会社
住所
愛知県名古屋市中村区平池町4丁目60番12号WeWorkグローバルゲート名古屋
電話番号

トピックス(エンタメ)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。