地方起業家育成プログラムの受賞者が決定
EY Japanが2025年3月24日に開催した地方起業家育成を目的としたアクセラレータープログラムの最終発表会において、受賞者が発表されるイベントが行われました。今年度の受賞者は、Innovation賞にONESTRUCTION株式会社の西岡大穂氏、Social Impact賞にF.MED株式会社の下村景太氏、そしてEntrepreneurship賞に株式会社スーパーワームの古賀勇太朗氏が選出されました。
アクセラレータープログラムの概要
本プログラムは、経済産業省が推進するJ-Startupプログラムの地域展開の一環として、J-Startup TOHOKU、J-Startup WEST、J-Startup KYUSHUの協力を得て実施されました。目的は、持続可能な社会の実現へ向けて、地域と社会的課題解決に取り組む地方起業家の育成です。プログラムは2024年12月から2025年3月までの4ヶ月間にわたって行われ、その成果として最終発表会が行われました。
受賞者の声
Innovation賞:西岡大穂氏(ONESTRUCTION株式会社)
「この貴重な機会をいただき感謝しております。私たちは建築業界の課題解決に向けてデジタル化を進めています。その中で、特にBIM(Building Information Modeling)に取り組む姿勢が評価されたことを嬉しく思います。豊かな鳥取県から今後も挑戦し続けます。」
Social Impact賞:下村景太氏(F.MED株式会社)
「ロボットによる顕微鏡視下手術支援を通じて医療の標準化を目指しています。この技術を地方にも届け、患者さんのQOL向上に貢献したいです。受賞は私たちの問題意識が共感された結果だと思います。」
Entrepreneurship賞:古賀勇太朗氏(株式会社スーパーワーム)
「スーパーワームには、食糧危機や地球温暖化などの社会課題を解決する力があります。この事業を通じて、未来の子どものためにも世界を救うために頑張ります。」
選考基準について
審査には、Innovation、Social Impact、Entrepreneurshipの3つの基準が設けられ、各受賞者がこの基準を満たす優れた取り組みを行っていることが評価されました。
- - Innovation: 新たな価値を提供する技術やサービスの持続的革新。
- - Social Impact: 社会的課題の解決や地方創生への貢献。
- - Entrepreneurship: 新たな事業分野を切り開く意欲や行動力。
審査委員会について
審査委員は、イノベーション鈴木氏や上田敬氏など、多様な経験を持つ専門家たちが名を連ねています。彼らの視点からピッチを通じて選出された受賞者たちは、今後の地方創生に大きな役割を果たすことでしょう。
EYの取り組み
EYは、企業と協力して持続可能な成長を実現し、地方創生に寄与することを目指しています。データやAIを活用し、困難な課題に向けた解決策を提供しています。
より詳しい情報は、EY公式サイトをチェックしてください。