「まちなか倉庫」が商標登録完了
株式会社シーアールイー(以下、シーアールイー)は、特許庁に申し請けていた「まちなか倉庫」が2024年11月19日に商標登録されたことを正式に発表しました。この商標登録の成果は、同社の新たなビジネス戦略や地域密着型の物流サービスの提供に拍車をかけるものとなるでしょう。
商標登録の概要
商標登録の詳細は以下の通りです。
- - 登録日: 2024年11月19日
- - 商品・役務区分: 第35、36、39類
- - 商標権者: 株式会社シーアールイー
- - 登録番号: 第6866606号
「まちなか倉庫」とは、都市部に設置される中型から小型の倉庫を指し、そのサイズは約300㎡から約6,000㎡に及びます。この倉庫は、新たに工場や作業所を物流倉庫としてリノベーションしたもので、特にラストマイル事業や物流業界が直面する「2024年問題」に対応可能な重要な配送拠点でもあります。
新たな物流拠点「まちなか倉庫」
シーアールイーは、「まちなか倉庫」を通じて、企業様の企業用不動産(CRE)戦略に貢献することを目指しています。利用されずにいる不動産を活かし、そこで必要とされる物流サービスを提供することが、同社の資産活用の一環となるのです。
倉庫は、物流業界内での賃貸ニーズにも応じられるよう、多様なアプローチでの展開を進めています。倉庫の存在は、企業にとって非常に有益であり、賃貸可能な物件としての価値を引き出しながら持続可能な運営が求められます。
株式会社シーアールイーの実績
同社は、日本国内で物流に特化した不動産の管理運営をおこなっており、現在約1,600物件、約202万坪(約670万㎡)に及ぶ不動産を所有しています。これにより、業界最大級の規模を誇る管理会社としての地位を確立しています。
シーアールイーでは、物流施設の開発やテナントリーシング、アセットマネジメント、プロパティマネジメントに至るまで、トータルサービスを提供しており、顧客のニーズに合わせた最適なソリューションを提案しています。
物流不動産開発の最前線
現在進行中の物流施設の開発プロジェクトは8件あり、その延べ面積は約16万坪(約53万㎡)に達します。シーアールイーは進化する物流市場において、顧客の声を丁寧に聞き取り、それに対応した機能性と汎用性の高い物流施設を建設することに注力しています。
また、同社は60年以上にわたる業歴から得た知識とノウハウを活かし、地域性や将来性をふまえた長期的な収益性を見据えた事業計画を立て、全国各地での物流施設開発を推進していく予定です。
シーアールイーの資産活用部の役割
資産活用部門では、土地の有効活用、相続や節税対策などのニーズに応じて、最適な土地利用計画を検討・提案しています。企業における経営課題に対しては、CRE戦略を基にした企業価値向上や不動産投資の効率化に寄与するサービスを提供し、地域社会の発展にも寄与していく考えです。
株式会社シーアールイーの今後の活動に期待が寄せられており、「まちなか倉庫」がどのように地域に溶け込み、育まれていくのか見守りましょう。