Solana RPC ツール「solv」がGeyser プラグインに対応!更なる高速化を実現
ELSOUL LABO B.V.(本社: オランダ・アムステルダム)とValidators DAOは、Solanaネットワーク向けの高速で効率的なRPCサービス「ERPC」を運営しています。サービス品質の向上を目指し、日々研究開発を進めてきた成果を、オープンソースソフトウェアツール「solv」として公開しています。この度、solvがGeyserプラグインに対応したことを発表しました。
Geyserプラグインとは?
Solana Geyser Pluginは、RPCリクエストを別のメモリ領域にルーティングすることで、バリデータノードへの負担を軽減するメカニズムです。RPC(リモートプロシージャコール)は、ユーザーがSolanaノードに接続して情報を読み書きするためのプロトコルですが、トラフィックが増加すると、RPCサービスプロバイダーは過剰なリクエストで溢れかえってしまいます。このようなトラフィック増加は、Solanaバリデータがノードリーダーに遅れ、ネットワークのパフォーマンスに影響を与えてしまう可能性があります。
Geyserプラグインを活用することで、開発者は一部のデータに対してオンチェーンリクエストを行わずにアクセスできるようになります。KafkaやPostgreSQLなどの外部データストアを利用することで、アカウント、ブロック、スロットといったデータ取得時のRPCリソース消費を削減し、ネットワーク負荷を軽減できます。
例えば、GeyserのYellowstoneプラグインはgRPC接続を提供し、チェーンの変更を監視して通知を行います。この機能は、Jupiter SwapなどのAPIでも活用されており、トレーダーにとって市場変化の最速検知に役立っています。素早い市場情報が有利に働くトレーダーは、自前の高速マシンに「solv」を使ってすぐに理想的なRPC環境を構築し、最適なパフォーマンスを享受することができます。
Solana RPC・バリデータツール - solv
solvは、SolanaバリデータとRPCノードのセットアップと運用を簡略化するためのオープンソースツールです。solvを使用することで、SolanaバリデータやRPCノードのセットアップ、運用、モニタリング、アラート、アップグレードといった、必須とされる業務を簡単に手間なく行うことができます。
ERPC - Enhanced Solana RPC
ERPCは、世界中に展開されたエッジサーバーを活用し、ユーザーがアクセスするたびに最適なRPCノードを自動選択することで、Solanaネットワークへの接続を常に迅速にし、トランザクションやデータリクエストがスムーズに行える環境を提供しています。
ERPCは、Geyser、DAS APIなど、Solana RPCの多様な要件に対応しています。ユーザーがアクセスする際に最適なノードが自動的に選ばれるため、パフォーマンスが常に最大化されます。また、Jupiter APIに対応した専用のエンドポイントを提供することで、公共APIの混雑を回避し、トークンスワップをスムーズに行えるようにしています。
ERPCの特徴とメリット
ERPCは、最先端の技術とエッジインフラに支えられたRPCサービスであり、次のようなメリットを提供します。
ユーザーの段階にあったサービス選択
最速の専有RPCコネクション
フリートライアル実施中!
現在、ERPCではフリートライアルを実施中です。この機会に、Solanaネットワークでの高速かつ信頼性の高いRPC体験をお試しください。どの地域からでも、最適化されたアクセス環境と高いパフォーマンスを体感していただけます。
※ 本記事は投資助言などを目的としたものではありません。また、本記事に記載された情報は、執筆時点のものです。最新の情報をご確認ください。常に NFA / DYOR でお願いいたします。