MCUD、大型開発計画
2014-04-08 15:00:03
三菱商事都市開発、大型開発プロジェクト続々始動!物流・商業施設で成長戦略加速
三菱商事都市開発、積極的な土地取得で成長戦略を加速
三菱商事都市開発株式会社(MCUD)は、2014年度、積極的な事業展開を見せています。3月には千葉市若葉区で約7300坪の物流施設用地、4月には川崎市高津区で約1万6400坪もの大規模な物流施設用地を取得。さらに、横浜市中区でも約2100坪の商業施設用地を取得する契約を結びました。
これらの土地取得は、MCUDの成長戦略における重要な一歩と言えるでしょう。同社はこれまで、国内の上場REITや私募ファンド向けに商業施設の開発・売却事業を展開してきました。しかし、昨年10月、三菱商事株式会社から物流施設開発機能を移管されたことで、事業領域を大きく拡大。今回の土地取得は、その戦略的シフトを象徴する出来事です。
現在、MCUDは港区南青山と中央区銀座で商業施設、横浜市中区で物流施設の開発を既に進めており、これらのプロジェクトも順次竣工予定となっています。
物流施設開発への注力
特に物流施設開発への注力は顕著です。MCUDは、三菱商事が開発した市川塩浜物流施設の運営を受託しており、その持分の一部を売却するなど、物流分野での実績を積み重ねています。今回の大規模な土地取得は、この分野でのさらなる事業拡大を目指す同社の強い意志を示すものです。
700億円規模の投資計画
MCUDは2014年度、開発案件への投資規模を約700億円と計画しています。これは、同社の成長戦略に対する強い自信と、市場への積極的な姿勢を示すものです。
今後の展望
MCUDは、三菱商事グループの不動産情報やノウハウを最大限に活用し、投資家のニーズに対応した高品質な収益不動産の供給を目指しています。今後、開発される物流施設や商業施設は、最新の技術やデザインを取り入れ、環境にも配慮したものになることが予想されます。
これらの開発プロジェクトは、日本の不動産市場に大きな影響を与える可能性があり、MCUDの今後の動向に注目が集まります。特に、都市部における物流施設の需要増加や、商業施設における顧客体験の向上といった市場トレンドに対応した開発が期待されます。
開発中の案件詳細
物流施設
横浜市中区:敷地面積約1万700坪、延床面積約2万1300坪の地上4階建て
川崎市高津区:敷地面積約1万6400坪、延床面積約2万8800坪の地上3階建て
千葉市若葉区:敷地面積約7250坪、延床面積約7560坪の地上3階建て
商業施設
港区南青山:敷地面積約187坪、延床面積約228坪の地上2階建て
横浜市中区:敷地面積約2134坪、延床面積約3900坪の地下1階地上5階建て
中央区銀座:敷地面積約92坪、延床面積約744坪の地下1階地上10階建て
売却案件
MCUDは、渋谷区神南の商業ビル「UD神南2013」を日本リテールファンド投資法人へ売却。また、市川塩浜物流施設の一部持分を三井不動産プライベートリート投資法人へ売却しています。これらの売却は、同社の資金繰り改善や事業ポートフォリオの最適化に貢献していると考えられます。
MCUDの今後の更なる発展に期待が高まります。
会社情報
- 会社名
-
三菱商事都市開発株式会社
- 住所
- 東京都千代田区有楽町1-7-1有楽町電気ビルヂング北館9階
- 電話番号
-
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