京都から発信される脱炭素イノベーション
京都府は、脱炭素社会の実現を目指し、国際カンファレンス「ZET-summit2025」を開催します。このイベントは、脱炭素テクノロジーに関心のある企業、研究者、自治体、一般市民が集まり、情報交換やネットワーキングを促進する場となります。
開催概要
日時: 令和7年2月4日(火)9:30~18:00、2月5日(水)9:30~18:30
会場: 永守重信市民会館(向日市寺戸町中野20番地)
対象: 国内外のスタートアップ企業、事業会社、研究者、自治体、一般住民
主催: ZET-summit実行委員会(京都府、向日市、JR西日本、京都銀行)
イベントの目的と内容
本カンファレンスでは、次世代型EV急速充電器「EnePOND(エネポンド)®EV Charger」のお披露目や、最先端のテクノロジーに関する講演が行われます。特に、その目玉は次世代のモビリティを支える技術が集結する点です。
EnePOND®EV Chargerの特色
EnePOND®EV Chargerは、使用済みの電気自動車バッテリーを利用した環境配慮型の急速充電器です。この充電器は、京都府の「ZET-valley」構想の一環として、実現した社会実装モデルとなります。
2月4日には、特別なテープカットセレモニーも行われ、関係者の方々がその場に集まります。参加者の中には、向日市長や地域のリーダーたちの姿も見られます。
著名人の講演とスタートアップピッチ
今回のカンファレンスでは、さまざまな著名な講演者によるセッションや、各国のスタートアップによるピッチが予定されています。特に、次世代パワー半導体やフュージョンエネルギーに関するプレゼンテーションが注目されています。これにより、最新技術に触れる貴重な機会を提供します。
特に興味深いのは、京都府知事と旭化成名誉フェローによる特別対談「京都から日本のGAFAを」の開催です。これにより、京都から生まれるイノベーションの可能性がどのように広がっていくかが問われます。
参加方法
「ZET-summit2025」への参加は現地参加(定員500名)またはオンライン視聴(参加無料・要事前登録)が可能です。公式サイトからの事前登録が推奨されています。
公式サイトはこちら
過去の開催実績
これまでのZET-summitでは、多国籍の参加者を迎え、多くの知識と情報が交わされています。例えば、2023年には10か国から3000名以上が参加し、オンライン視聴も含めて成功裏に終わりました。
今回のZET-summit2025も、脱炭素や環境技術において新たなビジョンを生み出す重要な機会です。世界を目指した京都の取り組みを、ぜひ体感してみてください。