都築電気が新しい生成AIサービス「amie」を開始
都築電気株式会社は、社内文書検索を効率化するため、生成AIを搭載した新しいサービス「amie(アミー)」の取り扱いを開始しました。このサービスは、ペネトレイト・オブ・リミット株式会社と提携して開発されたもので、ビジネスシーンのDX推進に寄与します。
1. 背景
デジタルトランスフォーメーションが進む中、企業は業務効率化への取り組みを強化しています。特にAI技術の導入が期待されており、都築電気は日本マイクロソフトの協力の下、専門のワーキンググループを設立しました。このグループでは、生成AIを活用して自社サービスの強化と社内生産性の向上を図る研究が行われています。
調査の結果、多くの企業が生成AIを業務に活用しきれていない現状が明らかになりました。特に「社内のマニュアルや規程に基づき従業員の質問に対応するAIを導入したい」というニーズが高まっています。これを受け、都築電気では「社内情報の検索や問い合わせ対応」に特化したこのサービスを開発したのです。
2. サービスの特徴
2.1 直感的な操作
「amie」では、チャットボットと対話形式で社内資料を簡単に検索できます。ユーザーからの質問には、要約された文やサムネイル画像が提示され、直感的に理解しやすい回答が提供されます。これにより、従業員の資料検索や問い合わせにかかる時間を大幅に削減できます。
2.2 スピーディな導入
サービスの導入も非常に手軽で、自社内のドキュメントやWebサイトをアップロードするだけで自動的に構造化が実施されます。一般的なチャットボットでのFAQやシナリオ作成不要で、すぐに利用が可能です。
2.3 管理者機能
管理者用の画面も用意されており、利用状況のモニタリングが可能です。ユーザーの利用実績を把握し、ダッシュボードで表示される情報をもとに、業務改善のための提案を行うこともできます。
2.4 業務の効率化
また、amie内では生成AIの強みである「テキスト生成」機能を活用し、アイデア出しや議事録の作成、メール作成などの日常業務を効率化することができます。
3. 位置づけと展望
都築電気はこれまでにも、AIシステム構築やデータ分析を通じたサービス「D-VUE®Service」の提供を行っています。新しい「amie」は、DX支援における新たな選択肢として位置付けられています。さらなるデジタル化が進む中、地域や業界を問わず多くの企業にとって有益なツールとなるでしょう。
4. セミナーの実施
この新サービスに関する理解を深めるため、都築電気ではセミナーを開催します。AI活用の実例や、これまでの取り組みから得た知見を共有し、参加者のビジネスへの活用を促進します。
- - イベント名: ビジネス変革のための「実践的」生成AI活用
- - 日程: 2025年1月21日(火)15:00~17:00
- - 会場: 都築電気東京オフィス
詳細は公式サイトで確認可能です。
5. 会社概要
都築電気株式会社は、ICTを通じて企業価値の向上と社会課題の解決を目指す企業です。創業100周年に向けた「長期ビジョン」を掲げ、持続可能な社会の実現に向けて邁進しています。
【公式サイト】:
都築電気株式会社