CollaboGateがアジアNo.1インキュベーターのStartup Global Program Batch12を完了
最近の報道でも耳にするIoT(Internet of Things)のセキュリティ危機。前年と比べて、そのインシデント件数が2倍以上に急増しています。これに伴い、規制が強化され、企業はますますIoTセキュリティに多額の投資を行う必要に迫られています。2026年には740億米ドルに達する見込みで、ますます企業の関心が高まっているのです。
このような状況の中、企業がIoTデバイスの開発過程で必要とされるセキュリティ技術の導入は、依然として手動作業が多く、非常に複雑なものです。特に、開発者はセキュリティのアップデートやオーバー・ジ・エアー(OTA)など、多様な要因を考慮する必要があります。UNiDは、分散型IDとhardware Root-of-Trust技術を利用して、これらの課題を克服するソリューションを提供しています。
台湾、グローバルサプライチェーンの中心地
IoTデバイスの開発と生産で世界の製造業が注目する台湾。CollaboGateは、時代基金会に属する非出資型インキュベーターGarage+の「Startup Global Program」(SGP)Batch 12に選ばれました。このプログラムに参加することで、CollaboGateは著名なサプライチェーン企業や投資家とのミーティングを通じて、IoTセキュリティにおける課題について対話を深める機会を得ました。
未来のIoTセキュリティの共同開発へ
CollaboGateのCEOである三井正義氏は、「Garage+のプログラムに参加できたことで、IoTセキュリティの課題に対する共通認識を持つキーパーソンとの商談が進行できました。ここから新しいセキュリティスタックの構築へ向けて、協力を拡大できることを嬉しく思います」とコメントしました。
Garage+執行長のジョセフィン・チャオ氏もコメントを寄せ、「台湾と日本の産業協力の歴史をもとに、新たな企業を共に創り上げていく関係性が形成されるべきです」と述べ、両国の連携の重要性を強調しました。
デジタル・イノベーションの推進
また、Garage+はTSMCやFoxconn、Quanta、Delta Electronicsなどのグローバル企業から支援を受け、デジタルイノベーションの重要な拠点となっていることでも知られています。SGPは過去のバッチでも多くの成功を収めており、197社の卒業生の中で50社以上が新たなビジネス取引を開始しています。
CollaboGateは今後、台湾を拠点にグローバル市場に向けて、IoTセキュリティの新たなEdge-to-Cloudプラットフォームである「UNiD」の浸透を目指します。
お問い合わせ
CollaboGateは、DevOpsの複雑さを解消したい企業からのお問い合わせを歓迎しています。また、Garage+も次回のStartup Global Programへの参加申し込みを世界中のスタートアップ企業から受け付けています。
【連絡先】
GitHubレポジトリ:
こちらからアクセスで、ぜひスターをお送りください。