生きづらさを面白さに転換！アートリトリートプログラム「MY genius」が誕生

アートで「生きづらさ」を「面白さ」に！

株式会社すみなすは、障害福祉の領域で培ったメソッドを活かして、障害に関わらず全ての人の「生きづらさを面白さに転換する」アートリトリートプログラム「MY genius (マイジーニアス) 」をリリースしました。

「自分をこわし、自分をつくる」をコンセプトとした2ヶ月間のプログラムで、アートを通じて内省と解放を繰り返し、自分自身の可能性を広げ、生きづらさを面白さに転換する世界の実現を目指しています。

「MY genius」とは？

「MY genius」は、2泊3日の合宿と毎週のオンラインセッションで構成されています。アートを通して内省と解放を繰り返し、無意識にある違和感や輝きを認識し、個性を最大限発揮できる場を提供します。

プログラム内容

始まりのブースト合宿：全身開放ドローイングや粘土ワーク、森の中での自由な表現活動を通じて、参加者が自己を開放し、内省を深めます。
オンラインセッション：週ごとに異なる課題を通じて、ジャーナリングや作品制作を行い、内省と自己表現を繰り返します。週に1回の発表タイムや全3回のメンタリングを通じて、安心して自己表現を続けられる環境を提供します。
* 卒業発表：プログラムの最後には、参加者が自分の成長と発見をアート作品で発表します。東京の会場で卒業発表会を開催予定です。

アートコーチ

アートコーチは、バイオフィリックアーティスト／蒸留師・調香師の尾形朋美さんです。東京藝術大学美術学部デザイン科卒業、ロンドンRoyal College Of Art MA Design Products修了という経歴を持つ尾形さんは、植物が元気な南国に惹かれ、九州へ移住。地域デザインや植物の蒸留、調香など幅広い活動をされています。

「MY genius」誕生の背景

株式会社すみなすは、「生きづらさを面白さに転換する」というビジョンを掲げ、佐賀市内でアート特化型の就労継続支援B型事業所「ジーニアス」を運営しています。

「ジーニアス」では、精神・発達障害の人々が通い、アートを通じてメンタルの回復など、状況・状態の改善事例や実績を多数積み上げてきました。しかし、事業を行う中で、「生きづらいのは障害者だけではない」という思いが強くなり、障害福祉の領域で培ったメソッドを、一般の人々の生きづらさにも届けたいという思いから、「MY genius」が誕生しました。

「MY genius」の目指す世界

「MY genius」は、アートを通じて自己発見を促し、自己表現の自由を提供する場です。「アートにおいては障害も障壁もない」という信念のもと、誰もが無敵になれる世界を作りたいと考えています。

このプログラムを通じて、参加者は自己対話を深め、自分らしさを取り戻し、個性を尊重し合う環境を体験します。心理的安全性から個性や主体性が開き、本当に自分らしい生き方をする人を増やしていくことで、持続可能な社会の前提となる人的資本エネルギーの量と質を高め、生きづらさを面白さに転換する世界の実現を目指します。

「MY genius」への応援コメント

「MY genius」には、株式会社事業人共同代表Founderの西村晃さん、大手IT会社サステナビリティ推進室社会共創グループ和田花織さん、株式会社Shabel代表取締役藤澤さしみさんなど、様々な分野の方々から応援コメントが届いています。

「アートを『創造』することで、自分自身を再発見したり、悩みの解決策が爆誕するかもしれない。」（西村晃さん）

「誰もが自由に自己表現をしやすくなっている今、自分の心の声を聞ける機会は本当に必要。」（和田花織さん）

「アートで感情のコアにアプローチするから『新しく生み出す』じゃなくて、『思い出す』。」（藤澤さしみさん）

株式会社すみなすについて

株式会社すみなすは、「生きづらさを面白さに転換する」世界の実現を目指し、精神疾患や発達障害などの理由から「働きづらさ」や「生きづらさ」を抱える人々に向けて、アートを通じて自由な自己表現と成長を促進し、アーティストとして自分らしい形で経済的社会参加ができる就労支援サービス（就労継続支援B型）GENIUS（ジーニアス）を提供しています。

GENIUSは、代表の西村史彦さんが自身の「生きづらさ」や息子の障がいなどを原体験として、障がいのある人々が強みを活かしてアートという自分の土俵で闘える場を作ろうと決意したことから始まりました。

現在、佐賀市にあるGENIUSのアトリエでは、約30名のアーティスト達が、日々自由に表現し、それぞれの才能を伸ばしながらアート活動に取り組んでいます。制作したアート作品は、販売やレンタルアート、ライフスタイル雑貨などに転換した商品の製造・販売を行う「fa」のデザインとして、他企業とのアートプロジェクトなどを通じて、多くの方に感動や共感を広げています。