廃漁網から生まれた再生素材「REAMIDEⓇ」がコクヨのオフィスチェアーに採用!
リファインバース株式会社が独自開発した廃漁網由来の高品質リサイクルナイロンペレット「REAMIDEⓇ」が、コクヨ株式会社の新オフィスチェアーに採用されたことが発表されました。
「REAMIDEⓇ」は、世界中で問題となっている海洋プラスチックごみの中でも、特に深刻な廃漁網問題の解決を目指して開発された素材です。リファインバース株式会社は、日本の廃棄される漁網を国内で再生し、資源循環させる仕組みを開発することで、海洋ゴミ削減に取り組んでいます。
今回、コクヨ株式会社が新発売するコンパクトでサステナブルなオフィスチェアー「picora livina」と、サステナブルにリニューアルしたタスクチェアー「FABRE」に「REAMIDEⓇ」が採用されました。
「picora livina」ではチェアーの足部分に、「FABRE」では座面のフレームとサークル肘に「REAMIDEⓇ」が使用されています。
「REAMIDEⓇ」は、再生素材でありながら、バージン材(新品の原料)と比較しても遜色なく活用することができ、さらにCO2排出量を約85%削減することにもつながります。素材の共有安定性や物性も担保しており、コスト負担も大きな差がないことから、様々な製品にご活用いただいています。
コクヨ株式会社の取り組み
コクヨ株式会社は、環境問題への取り組みを積極的に行っています。今回の「REAMIDEⓇ」の採用は、その取り組みの一環として、海洋プラスチック問題の解決に貢献したいという強い意志の表れと言えるでしょう。
「picora livina」と「FABRE」は、どちらも機能性とデザイン性を兼ね備えたオフィスチェアーですが、「REAMIDEⓇ」の採用により、サステナビリティという新たな価値も加わりました。
今後の展望
「REAMIDEⓇ」は、オフィス家具以外にも、建材や家電、アパレル製品など、様々な用途で活用が進んでいます。
リファインバース株式会社は、今後も「REAMIDEⓇ」の開発と普及を進め、海洋プラスチック問題の解決に貢献していくと同時に、循環型社会の実現を目指していきます。