次世代鉄道の未来を語る第6回懇談会が開催されます

次世代鉄道の未来を考える第6回懇談会が開催

令和7年5月、国土交通省は「第6回鉄道分野における新技術の活用に関する懇談会」を開催します。この懇談会は、技術革新を通じて次世代の鉄道の将来像を探るため、中長期的な観点から情報や意見を交換する場です。

技術革新による新たな可能性

鉄道業界は時代の変化とともに進化し続けています。昨今、効率的なメンテナンスや安全性の向上が求められ、これを実現するための技術革新が急務とされています。このような背景から、平成29年より懇談会が行われてきましたが、今回の第6回目も次世代を見据えた重要な議論が展開されます。

開催概要

第6回懇談会は、2023年5月23日金曜日の14:00より、中央合同庁舎2号館の共用会議室1にて実施されます。会議の内容は以下の通りです：

1. 懇談会の趣旨について
懇談会の目的と重要性について議論し、参加者の理解を深めます。

2. 情報提供
- 阪神電気鉄道：ローカル5Gの鉄道利用に向けた取り組み
- 住友商事：AIとローカル5G・WiFi7を活用した鉄道事業者の共有型ソリューション

3. 鉄道技術開発補助金について
- 鉄道技術開発・普及促進制度の概要紹介

4. 技術開発の現状と成果
- 鉄道総研による様々な技術開発の報告がされます。特に注目されるのは、鉄道用画像データの共有基盤の設計や、次世代バイオディーゼル燃料の実証です。
- また、VR技術を用いた軌道検査や作業計画支援システムの開発も進められています。