2025年「みんなの相続窓口全国大会」の全貌
2025年9月25日、京都経済センターにて「みんなの相続窓口全国協議会 全国大会」が開催されました。このイベントは、相続や終活に関するプラットフォーム事業を展開する株式会社ルリアンが主催しており、全国のパートナー企業を集めて情報の共有や今後の事業展開のビジョンを語る重要な機会です。
全国大会の目的と内容
この一年に一度の全国大会では、参加者同士の交流を深めるためのパネルディスカッションや講演が行われ、パートナー企業の皆さんがそれぞれの取り組みや成功事例を共有しました。これにより、参加企業同士のモチベーション向上を図り、さらには相続手続きにおける新たな展開に向けた具体的なアイデアや戦略が生まれました。
また、グランドフィナーレとして「みんなの相続窓口アウォーズ」が開催されました。これは、年間活動を称えるものであり、卓越した業績を挙げたパートナー事業者に対する表彰です。
「みんなの相続窓口アウォーズ」と受賞者の活躍
2025年の「みんなの相続窓口アウォーズ」では、2024年9月1日から2025年8月31日までの活動実績に基づき、全国から選ばれたパートナー事業者が対象とされました。受賞者は、高い満足度や信頼を得ている事業者として評価され、次の3つの賞が与えられました。
- - 最優秀賞(団体対象): お客様から特に高い評価を得た事務所。
- - ルリアン賞(団体または個人対象): 特別な功績が評価された事業者。
- - 新人賞(団体または個人対象): 新たに参画し、著しい成果を上げた事業者。
なお、過去の受賞者などである「行政書士法人F&Partners」関連の事務所は“殿堂入り”となり、今回は対象外です。
受賞の事例—行政書士コトブキスマイル事務所
受賞者の一例として、群馬県の「行政書士コトブキスマイル事務所」が挙げられます。小柏 剛さんが代表のこの事務所は、売上実績第1位を記録し、200件以上の面談に対応した功績が評価されました。小柏さんは、「ルリアンさんとの関係を通じて、今回の受賞が実現しました」と感謝の意を示しました。
同様に、茨城県の「きぬ行政書士事務所」は高い契約率と受任単価で評価を受け、静岡県の「行政書士斉藤事務所」も64.2%という契約率が特筆されました。香川県の「あおば行政書士事務所」は地方における発展に寄与し、見事受賞に至りました。
受賞者全員が各々の事業に対する熱い思いを語ったコメントからは、相続業界の今後に向けた確かな希望が感じられました。
みんなの相続窓口とは
「みんなの相続窓口」は、相続に関するさまざまなサービスを提供する全国連携のプラットフォームです。株式会社ルリアンが事業の中心を担い、行政書士や税理士といった専門家と一般顧客を繋いでいます。サービスの標準化と発展を目指し、共通の教育プログラムを通じてスキル向上も図っています。
株式会社ルリアンの概要
株式会社ルリアンは2018年に設立され、相続や終活に関連するソリューションを提供しています。専門家向けのデジタルトランスフォーメーションやセールスマーケティングに取り組み、筑波大学や京都大学との協力による「相続工学」の研究も行っています。今回の全国大会を通じて、さらなる成長と発展が期待されます。
今後も「みんなの相続窓口」が相続手続きの課題解決のために活躍し続けることに期待が寄せられています。