450名の学生が参加!「食品・農業就活サミット」の開催レポート
2025年2月21日、東京国際フォーラムにて、株式会社シンクロ・フードが主催する「食品・農業就活サミット」が開催されました。このイベントは、2026年春に大学や専門学校を卒業予定の学生を対象に、食品や農業業界の理解を深めることを目的としています。今年は450名の学生が参加し、業界のリーディングカンパニー66社が出展しました。会場は熱気に包まれ、将来のキャリアを模索する学生たちの姿が見受けられました。
イベントの概要
- - 主催: 株式会社シンクロ・フード
- - 開催日時: 2025年2月21日(金) 10:00〜16:10
- - 会場: 東京国際フォーラムホールB7
- - 参加対象者: 2026年春に卒業予定の大学生や専門学校生
- - イベントURL: 農業ジョブ - 食品・農業就活サミット
多彩なプログラム
「食品・農業就活サミット」では、3つのセミナーと合同説明会が行われました。
セミナー1: 業界理解を深める
最初のセミナーでは、農業コンサルタントとして著名なアグリコネクト株式会社の熊本伊織氏が登壇し、農業界の基本情報や最新トレンド、就職活動のアドバイスについて発表しました。
セミナー2: 業界の未来を語る
続いて、秋川牧園の秋川正氏とベルグアースの山口一彦氏が、業界の現状や課題、未来の展望について熱いトークを繰り広げました。企業の取り組みにも触れ、学生に対するキャリア選びのポイントもアドバイスがありました。
セミナー3: 若手社員の本音トーク
最後のセミナーでは、実際に業界で働く若手社員二名が登壇し、1日のスケジュールや職業を選んだ理由、今後のキャリアビジョンについて語りました。
参加した学生からは、「農業が成長していることがデータで分かった」、「企業の将来への取り組みを知ることができた」といった感想が寄せられ、大変好評を博しました。
合同説明会の実施
セミナーと並行して行われた合同説明会では、学生たちが企業のブースを訪れ、熱心に説明を聞き質問をする姿が見受けられました。参加企業の担当者は、学生たちの関心に応じて、具体的なアドバイスを提供しました。また、農業ジョブの「コンシェルジュ」が、どの企業のブースを回るべきかの提案を行うなど、学生に寄り添ったサポートも行われました。
学生と企業の声
参加した学生132名に対するアンケートでは、55%が「農業界への就職希望」を理由に挙げ、52%が「新たな企業を知りたいから」と回答。
また、満足度も高く、「大変満足」が51.5%、「満足」が47%という結果になっています。出展企業からも熱心に参加した学生と接触できたとの声が寄せられ、日本の農業業界に対する高い関心の現れといえるでしょう。
農業ジョブについて
農業ジョブは、日本初の第一次産業専門の人材サービスで、17年以上の歴史を誇ります。現在、13万人以上の会員を擁し、業界でのマッチングを実現しています。
まとめ
この「食品・農業就活サミット」は、学生と企業の双方にとって有意義な出会いの場となり、今後の食品・農業業界を担っていく人材が育まれることを期待したいです。