サステナビリティを追求する「ブリュードッグ」が脱炭素計画を発表！世界初のカーボンネガティブなブルワリーが目指す未来とは？

世界が注目する「ブリュードッグ」の脱炭素計画

「PUNK（常識に逆らう）」をモットーに、革新的な製法でビール造りを行うことで英国NO.1クラフトビールに成長した「ブリュードッグ」。近年では、環境問題への取り組みにも積極的に取り組んでおり、2019年からはサステナビリティへの取り組み「BrewDog Tomorrow」を本格的に始動しています。

同社の脱炭素計画は、2019年と比較して2023年までに二酸化炭素排出量を35%削減することを目標としています。これは、ビール製造から消費に至るまでのサプライチェーン全体における温室効果ガス排出量を削減することを意味します。

具体的な取り組みとしては、スコットランドに広大な森林を造成するプロジェクトが挙げられます。このプロジェクトでは、100万本以上の木を植樹し、二酸化炭素の吸収量を増やすことで、事業によって排出される二酸化炭素の2倍を相殺することを目指しています。また、植林地には持続可能なキャンプ場を併設し、地域の経済活性化にも貢献していく計画です。

さらに、ブリュードッグは2020年に世界で初めてカーボンネガティブなビール醸造所を実現しました。これは、ビール製造過程で排出される二酸化炭素よりも多くの二酸化炭素を吸収する取り組みです。

環境への意識向上を促すイベント参加

環境問題に対する意識向上を促す活動として、ブリュードッグは2022年夏に「FUJI ROCK FESTIVAL ’22」に初参加しました。同フェスは自然と音楽の共生をテーマに掲げ、環境への配慮が徹底されていることで知られています。ブリュードッグは、このイベントを通して、ファンや来場者に環境問題への関心を高め、持続可能な社会の実現に向けて共に考えていくことを目指しています。