不登校の教科書
2022-10-03 17:05:54
不登校に悩む親へ贈る『不登校の教科書』新刊登場!
不登校に苦しむ親へ送る希望のメッセージ
近年、不登校の児童生徒が増加している背景には、コロナ禍による不安感が影響していると考えられています。文部科学省が実施した調査によると、令和2年度の不登校児童生徒の数は196,127人に上り、全体の2.0%に達しています。このような状況を受けて、心に傷を抱えた子どもやその親に寄り添うための取り組みが急務とされています。
電子書籍『不登校の教科書』の登場
著者の東ちひろさんが、長年の経験から導き出した「ココロ貯金」という独自メソッドを基にした電子書籍『不登校の教科書』が、10月3日に発売されました。本書は、不登校問題に苦しむ親たちに向けて、具体的なアドバイスを提供し、勇気を与える目的で書かれています。
この書籍の特徴の一つは、デジタル版としての配信です。これは、親が自宅で気軽に読み進められるよう配慮されており、「不登校」の題材が子どもに知られることを避けるための工夫でもあります。
不登校の解決策を明示
『不登校の教科書』は5つの章に分かれており、各章ごとに具体的な問題解決のための内容が展開されています。例えば、第一章では「不安の正体」を探り、親が感じる不安に対する理解を深めます。第二章では、「ココロ貯金」の概念とその実践法を詳しく解説し、具体的な改善事例も紹介しています。
本書では、親が子どもにどのように接することで、愛情を効果的に伝えられるかを考察しています。「ほめること」よりも「認めること」が重要であるとのメッセージもあり、これは多くの親が共感するトピックです。
多角的な視点での解決策
また、具体的な実践事例に基づく内容が数多く収録されています。実際に不登校から復帰を果たした子どもたちの体験や、親がどのように関わったかなど、リアルなストーリーが説得力を持っています。これにより、親は自身の悩みに対する解決策を見つけやすくなります。
出版記念セミナーも予定
さらに、10月23日には出版を記念したオンラインセミナーも開催されます。このセミナーでは、現在の不安感を乗り越えるヒントが盛り込まれる予定で、無料で参加可能です。詳細は公式サイト通じてチェックすることができます。
まとめ
『不登校の教科書』は、不登校問題に対する新しいアプローチを示す一冊です。読者である親たちに向けた励ましの言葉や具体的な方法論が詰まった本書を通じて、少しでも多くの家庭が明るい未来へと歩み出せることを願っています。電子書籍としての展開もあり、手軽にアクセスできる点も魅力の一つです。
会社情報
- 会社名
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一般社団法人子育て心理学協会
- 住所
- 岐阜県岐阜市加納大黒町6-7-6
- 電話番号
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