稲城市の里山活動が「Tokyo-NbSアクションアワード」で優秀賞を受賞
東京都の「第2回Tokyo-NbSアクションアワード ~自然とともに、未来をつくる~」において、生活協同組合パルシステム東京の稲城市にある「いなぎめぐみの里山」が中小規模法人部門で優秀賞を授与されました。このアワードは自然を利用した持続可能な活動を評価するもので、52の応募の中から選ばれた4団体の中にパルシステム東京が名を連ねることとなりました。
「いなぎめぐみの里山」の活動内容
「いなぎめぐみの里山」は、稲城市に約2.5ヘクタールの土地を有し、地域コミュニティの形成や環境保全活動を推進しています。この施設では、自然体験活動や地元住民との交流が数多く行われており、例えば農業体験や竹の整備活動など、地域の方々が参加できるイベントが定期的に開催されています。
地域の人々は、ここで生き物調査や間伐、さらには収穫した作物をピザ窯で調理する楽しい体験を通して、親睦を深めています。このように多様な活動を通じて、自然と人々が繋がる環境を育んできました。
表彰式と交流会
表彰式は2026年1月27日(火)に新宿のパークタワーホールにて開催されます。表彰を受ける際には、パルシステム東京の職員が「いなぎめぐみの里山」での活動について報告を行う予定です。地域住民や利用者、そして外部団体との連携が大きな成果を上げたことを示す良い機会です。
開催概要
- - 日時: 2026年1月27日(火)15時~17時
- - 会場: パークタワーホール(東京都新宿区)
- - 申込方法: こちらから申請
- - 定員: 200人
- - 締切: 2026年1月26日(月)
活動の意義と将来の展望
2017年には、パルシステム東京が土地を取得したことにより、自然環境保全地域としても認定されています。自らの手で維持管理を続けること12年、様々な人々と共に里山の価値を再認識し、多様な生態系を育む活動が評価に繋がりました。
これからも地域の協力を得ながら、自然の力を活用した課題解決に向けた取り組みを進めていく考えです。2025年は国連が定めた国際協同組合年であり、さらなる協力の強化が期待されます。
また、パルシステム東京は、毎年約3000人が参加するイベントを計画しており、その中で新たな交流が生まれることを願っています。住みやすい地域づくりに向けた持続可能な取り組みは、今後も重要なテーマとして継続していきます。
地元の皆さんとともに、未来に向けて自然と調和したライフスタイルを築いていきたいと思います。