「どらいびー」の魅力
2021-12-16 09:10:47

多様性を学ぶ絵本「DRIVIE どらいびー」の魅力とメッセージ

新刊絵本「DRIVIE どらいびー」



株式会社ディトシティから新たに発売された絵本「DRIVIE どらいびー」は、子供たちに多様性を学ぶ素晴らしい機会を提供してくれます。この作品は、特別ではない、ただの「みんなと同じ」でありたいという気持ちから始まります。

あらすじとテーマ



物語の主人公、どらいびーは、同じように見える仲間たちと一緒にいることを望んでいます。彼は「自分は特別ではない」と感じたいと考え、そのために様々な挑戦をします。しかし、挑戦が上手くいかない時、先生に「あなたの特別なところは何ですか?」と問われることで、どらいびーは「特別って何だろう?」と疑問を持ち始めます。

このストーリーでは、仲間たちと共に「特別」という言葉の意味を探る旅が展開されます。このプロセスを通じて、子供だけでなく大人も考えさせられ、楽しみながら学ぶことができるのです。

作者からのメッセージ



「DRIVIE どらいびー」の著者である長谷川ロミ氏は、この作品を「ToKnowMe Series」という多様性をテーマにしたシリーズの第一作として位置づけています。「私を知って、あの子を知って」というテーマを持ち、マイノリティや他者の違いを理解し、受け入れることを促します。

この絵本は、特に20年後には「マイノリティ」という言葉が消えることを願って制作されています。ディトシティでは、より多くの人々に楽しんでもらえるよう、日本語と英語を併記した構成を採用しています。これにより、言語学習のツールとしても活用できる絵本を目指しています。

車椅子ユーザーの声を反映



本書では、車椅子を利用する方々の実際の体験が元になっています。主人公のどらいびーは、タイヤでできた足を持っており、これは車椅子を象徴しています。著者は実際の車椅子ユーザーの話を聞き、その意見を取り入れることで、よりリアルで共感できる物語を作り上げました。また、小学校4年生の齋藤真希さんのデザインも取り入れられています。

環境への配慮



「どらいびー」は、環境にも配慮した制作がされています。プラスチックの使用を避け、ニス加工を施した表紙により、紙本来の質感を楽しむことができます。また、全ページにFSC認証紙が使用されており、持続可能性の観点からも価値のある作品となっています。

この絵本は、子供たちの未来を守り、より豊かな未来を願う気持ちが込められています。

書誌情報



  • - タイトル: DRIVIE どらいびー
  • - 著者: 長谷川ロミ
  • - 英訳: クレッサー・ルーカス・マッケンジ
  • - 定価: 1,800円(税別)
  • - 発売日: 2021年12月3日
  • - 判型: 上製 フルカラー 220×240mm / 36ページ
  • - ISBN: 978-4-9912358-0-1
  • - 発行所: 株式会社ディトシティ

購入情報



詳細は、ディトシティ公式サイトをご覧ください。期間限定で購入者に特典も用意されていますので、ぜひチェックしてみてください!

お問い合わせ



絵本に関するお問い合わせは、株式会社ディトシティの山岸まで。

新たに根付く多様性の意識。その一歩を「DRIVIE どらいびー」と共に踏み出してみませんか?

会社情報

会社名
株式会社ディトシティ
住所
東京都港区南青山6-6-22ルナロッサ501号室
電話番号
03-6770-7275

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