東京の子どもたちが自然と触れ合う機会
東京都が主催する「第5回きく・かく・えがく~東京のふるさと・自然公園~」が2024年度に開催されます。この素晴らしいプログラムでは、都内在住の小学5、6年生が神津島に出向き、地域の名人たちから自然や文化の知識を学びます。子どもたちは名人への取材を通じて、聞き書き体験を行うことで、地域のストーリーを深く理解することができます。
開催概要
参加者の募集は2024年9月12日まで。参加費は1人13,000円で、宿泊費や保険代が含まれていますが、集合・解散場所から自宅までの交通費は自己負担となります。プログラムは2024年9月20日から22日までの2泊3日で行われ、聞き書き取材や自然体験が盛り込まれています。
特に人気なのは、神津島の名人たちに直接お話を聞くこと。漁師や地域の語り部など、豊かな経験を持つ方々の視点から、自然との関わりや生き方について深く掘り下げます。ここでの取材を通じて、参加者は物語を作ることが求められます。それに続く自然体験では、星空観察や島のシンボルである天上山への登山も予定されています。
プログラムの流れ
1日目:取材と自然体験
竹芝客船ターミナルから船で神津島へ向かい、名人たちの話をもとに物語を作成。夕方からは自然体験が行われ、特に星空観察は格別です。自然豊かな神津島の夜空の下で、子どもたちは忘れ難い体験を前に、仲間と共に楽しむことができます。
2日目:天上山の冒険
2日目は天上山への登山が計画されており、壮大な自然の中で貴重な体験を通じて、地元の自然と向き合う機会になります。その日の午後には帰路につく準備を始めます。
発表会の予定
2025年3月中旬には取材の成果を発表する会が予定されています。ここでは聞き書き体験の報告や、参加者が作った物語を影絵で上演するイベントが行われ、創造的な表現を楽しむことができます。この発表会には、参加できることが求められ、そこでもたらされる成果をバラエティに富んだ形で披露します。
お申し込み方法
ウェブサイトからの申し込みが必要となり、2025年3月の発表会に参加可能な方を優先します。応募者が多数の場合は、抽選とさせていただく旨も記載されています。問い合わせ先は、NPO法人共存の森ネットワークの事務局です。アドレスや電話番号はウェブサイトに詳細が記載されていますので、そちらを確認してください。
このプログラムは、子どもたちに自然の大切さや地域の文化を学びの場として提供しながら、世代を超えた交流の機会を創出することを目指しています。神津島という美しい舞台での貴重な経験を通じて、参加者たちが新たな視点や友情を育むことでしょう。