吉本新喜劇の2人が介護予防の重要性を伝える
吉本新喜劇の人気コンビ、内場勝則さんと未知やすえさんが「大阪市介護予防アンバサダー」に任命され、介護予防の大切さを広く伝える活動を始めます。この取り組みは、大阪市が進めている「すこやかにかいご予防でいい人生」プロジェクトの一環で、社会全体に介護予防の意識を高めてもらうことを目的としています。
“すかい”プロジェクトとは
大阪市は、介護予防の一環として令和7年4月から「すかいプロジェクト」をスタートします。このプロジェクトでは、介護予防の重要性を多くの市民に理解してもらうために、多種多様なアプローチを採用しています。
今回、内場さんと未知さんをアンバサダーに選んだ理由は、二人の明るいキャラクターと笑いを通じたコミュニケーション能力にあります。特に、同世代の人々に向けて共感を呼び、介護予防のメッセージを届ける力があります。
幅広い世代に届ける
アンバサダーとしての活動内容は多岐にわたります。まずは、介護予防の現場を実際に訪れて体験し、さらに市内各地で街角インタビューを実施します。住民の声を聞くことで、介護予防についての理解を深め、有識者からもアドバイスを受けながら活動を進めていく計画です。
この活動を通じて、彼らは介護予防の重要性やその意義を直に学び、広報冊子や動画を通じてその魅力を発信します。冊子は早ければ令和8年の1月から、地域包括支援センターなどで配布される予定です。また、SNSでも動画が公開される予定で、若い世代や高齢者を問わず多くの人々にアプローチしていきます。
夢の共演
内場さんと未知さんは、長年吉本新喜劇で共演してきた仲間です。それぞれのコメントからは、介護予防に対する真剣な取り組みが伺えます。
内場勝則さんは、「予防が大切」と語り、いつ自身に訪れるか分からない変化に備える必要性を強調しています。「介護予防は無知でないとみんなで学ぶことが大事」と言い、明るく元気な自立した生活のために皆で学んで行こうと呼びかけています。
一方、未知やすえさんは、年齢とともに体の痛みを感じるようになり、「今が大切だ」と思うようになったと告白。この2人の言葉から、介護予防の重要性がリアルに伝わってきます。
これからの活動
活動は令和8年3月31日まで続き、両名が市内の様々な場所に出向いて介護予防に関する啓発活動を行います。また、この活動を通じて多くの人と触れ合うことで、地域のつながりを深めることにも繋がればと期待されています。
今後の展開にぜひご注目ください。皆で「明るく元気に」介護予防を学んでいきましょう!