廃棄真珠でアートを！WSPがクリエイター募集開始！自然と美の融合を追求する新たな挑戦

廃棄真珠に新たな命を吹き込む！WSPがアートクリエイター募集

株式会社WSPは、2024年夏にスタートした「Love Our Nature キャンペーン」の一環として、ジュエリーとして使用されなかった真珠『ネイチャーパール』を活用したアート作品の制作クリエイターを募集することを発表しました。

このキャンペーンは、真珠の美しさだけでなく、その背景にある環境問題にも目を向け、廃棄されるはずの真珠に新たな価値を見出すことを目的としています。

第一弾では、ダンボール造形作家の玉田多紀氏とコラボレーションし、瀬戸内市立美術館と阪急うめだ本店で、アメフラシと孔雀をモチーフにした作品が展示されました。どちらも、数千個のネイチャーパールを使用し、廃棄可能な段ボールと真珠が美しく調和した作品として話題となりました。

創造性を解放！あなたのアイデアでネイチャーパールを輝かせよう

今回の募集では、ネイチャーパールの可能性を無限に広げる作品を創出してくれるクリエイターを求めています。アートの形態は平面、立体など自由形式で、年齢、国籍、実績は問いません。

使用するネイチャーパールの数は、一つの作品に1000個以上を目安としていますが、上限および下限の規定はありません。ネイチャーパールを主役とした、あなただけのオリジナル作品を創造してください。

選考方法は、書類審査と通過者のみの面談を実施予定です。制作費は、作品難易度に応じて、一点につき10万円から50万円を事前に話し合う予定です。

真珠の美しさと環境問題への意識を高める挑戦

日本を代表するジュエリーとして、真珠は世界中の人々を魅了してきました。しかし、ジュエリーとして使用される真珠は全体のわずか数割程度しか生産されていません。

それは、白色で真円のみが美しいとされてきたためです。基準から外れた真珠は、たとえ美しくてもジュエリーにはなれないのです。

さらに、真珠を作るあこや貝は、近年ウイルスや気候変動などの問題に直面しています。美しいジュエリーになる真珠が生産されることは奇跡と言えるほどですが、ジュエリーになり得なかった真珠たちもまた、尊い存在です。

WSPは、これらの問題意識から、ネイチャーパールを活用したアート作品を通して、真珠の美しさと環境問題への意識を高めたいと考えています。