新連携サービスの発表
2025-09-11 12:08:03

エーアイスクエア、QuickSummary2.0とFastHelpの連携で顧客体験を向上

エーアイスクエアによる新たな連携サービス



株式会社エーアイスクエア(東京・港区、代表取締役:堀友彦)は、テクマトリックス株式会社(同じく港区、社長:矢井隆晴)のコンタクトセンター向けCRMシステム「FastHelp」と、自社開発のAI要約サービス「QuickSummary2.0」との連携サービスを2025年9月11日より開始しました。この取り組みにより、顧客体験の向上とコンタクトセンター業務の効率化を図ります。

背景と概要



近年、顧客との接点が多様化しており、電話に加えてメールやチャット、SNSなどのノンボイスチャネルが増えています。このような状況の中で、企業は迅速かつ的確に顧客対応を行うことが重要です。しかし、電話は依然として顧客との主要な接点であり、特に複雑な問い合わせや緊急度の高い対応において欠かせません。

このような背景から、電話応対の内容を蓄積し、効果的に活用することが顧客体験の向上やコンタクトセンター全体の効率化において重要だと考えられています。エーアイスクエアの「QuickSummary2.0」は、電話応対の内容を自動的にテキスト化し、要約する機能を持っています。この新しい連携により、以下のような利点が期待されます:

  • - 後処理の効率化:オペレータによる電話応対内容の入力作業を削減し、業務の流れをスムーズにします。
  • - データ活用の促進:顧客の声(VOC)を分析するためのデータ登録作業の効率が向上します。
  • - ナレッジ管理の最適化:質問・回答の分類を通じて、Q&A候補の抽出やナレッジマネジメントが効率化されます。

主な連携機能



1. 電話応対内容の自動要約とCRM登録



「QuickSummary2.0」を用いて、通話内容を即座にテキスト化し、生成された要約や全文記録を「FastHelp」の応対履歴に反映させます。このプロセスにより、オペレータの後処理工数が大幅に削減され、次の業務や顧客対応に迅速に対応できるようになります。

2. 柔軟な要約パターン設定



ユーザーが業務内容に応じた要約パターンを任意に設定できる仕組みにより、質問・回答の分類を通じたQ&A候補の抽出や、申し入れ内容と対応策の整理、クレーム内容の抽出などが容易になります。これにより、ナレッジ作成やVOC分析、品質管理などのニーズにも対応できます。結果として、運用効率の向上や顧客体験の改善に繋がります。

3. セキュリティとコスト効率の両立



「QuickSummary2.0」は、個人情報の特定を防ぎ、フィラーを排除する機能を持っています。このため、安全な環境での利用を可能としつつ、コストを抑えた効率的な運用が実現できます。

今後の予定



エーアイスクエアとテクマトリックスは、相互の強みを活かしながら、コンタクトセンターの業務効率や生産性向上に寄与するサービスを順次リリースしていく予定です。

ウェビナーの開催



これらの新機能について、さらに詳しく知りたい方は、9月25日(木)14:00からオンラインで開催されるウェビナーに参加できます。このウェビナーでは、「QuickSummary2.0」と「FastHelp」による顧客体験の向上や商業活用方法について説明が予定されています。参加は無料で、事前登録が必要です。詳細は登録サイトをご確認ください。

株式会社エーアイスクエアとテクマトリックスの特徴



エーアイスクエアは、自然言語処理に特化した革新的なコンタクトセンター向けAIサービスを提供し、AIチャットボットなど多岐にわたるソリューションがあります。一方、テクマトリックスは、コンタクトセンター分野での豊富な実績を有し、顧客のITインフラやアプリケーションニーズに応じたサービスを展開しています。

どちらも、顧客満足度の向上と効率化に力を入れています。これからのサービス展開に期待が高まります。


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会社情報

会社名
株式会社エーアイスクエア
住所
東京都港区芝5-31-17 PMO田町7F
電話番号
03-6809-4814

トピックス(IT)

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