スポーツ・ホスピタリティ新設
2015-06-02 11:00:24

亜細亜大学、スポーツ・ホスピタリティコースを新設しホスピタリティ教育を強化

亜細亜大学が新たなスポーツ・ホスピタリティコースを開設



亜細亜大学の経営学部ホスピタリティ・マネジメント学科は、2016年度より新しいスポーツ・ホスピタリティコースを設け、リニューアルすることを発表しました。この新たな取り組みは、2020年に開催される東京オリンピック・パラリンピックを見据えたものです。

オリンピック教育に関する取り組み



亜細亜大学は、2014年6月に東京オリンピック・パラリンピック競技大会の成功に向けて、全国の大学と協力し「大学連携協定」を締結しました。この協定に基づき、オリンピック教育を推進し、大会の機運を醸成する活動が進められています。オリンピックによる経済波及効果は約11兆円、雇用数は約69万人にのぼると予測され、大学側でも人材のニーズが高まっています。

このような背景の中で、ホスピタリティ教育を基盤にした新コースが誕生しました。学生たちは、ホスピタリティ(おもてなし)の考え方を深めつつ、オリンピックという大舞台で活躍できる人材へと成長していくことが期待されています。

特別講座の実施



新コースに先立ち、亜細亜大学では「ホスピタリティビジネス特講Ⅱ (スポーツ・ホスピタリティ)」という公開講座が設けられました。この講座には、日本パラリンピック委員会会長の鳥原氏や、JOC理事の藤原氏などの著名な講師が登壇します。内容は、オリンピック教育の推進を目的としたもので、関係機関から専門家を招いて15回にわたり実施されます。

アスリートからの期待の声



さらに、コースリニューアルに際し、亜細亜大学卒業生であるプロ野球選手からも期待のコメントが寄せられています。福岡ソフトバンクホークスの松田選手は、「サポート側の人材にはリーダーシップが求められる」とし、グローバルな視野を持つ重要性を強調しました。また、同じくソフトバンクの高田選手は、「自己を犠牲にしてでも尽くせる人」が求められると述べ、スポーツを通じて学べることの意義を語りました。読売巨人軍の井端選手は、「メンタルケアやトレーニングをマルチに支援できる人材が必要」とコメントし、この新コースに高い期待を寄せています。

カリキュラムと進路



スポーツ・ホスピタリティコースでは、ホスピタリティ分野とスポーツ分野の両方を融合させ、スポーツイベントを支えるための技能と知識を学べるカリキュラムが用意されています。進路としては、スポーツクラブやフィットネスクラブの管理職、プロスポーツクラブのスタッフ、さらにはスポーツジャーナリストなど多岐にわたります。また、入試にはAO入試やホスピタリティ推薦入試、一般入試等があり、2015年9月から出願が始まる予定です。

このように、亜細亜大学のスポーツ・ホスピタリティコースは、将来的にスポーツを支える人材を育成するために重要な機会を提供しています。多様な進路選択肢と専門的な教育で、学生たちの活躍が期待されます。

会社情報

会社名
亜細亜大学
住所
東京都武蔵野市境5-24-10
電話番号

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