カレンダーシェアアプリ「TimeTree」、生成AIで予定登録が進化!画像から複数予定をスキャン可能に
株式会社TimeTreeは、カレンダーシェアアプリ「TimeTree」に、生成AIを活用した「予定スキャン機能(ベータ版)」のアップデートを実施したことを発表しました。このアップデートにより、画像データから予定を登録できる機能が大幅に強化され、よりスムーズでスピーディーな予定管理が可能になります。
画像から複数予定をスキャン、応答速度も向上
「予定スキャン機能」は、iPhone端末に搭載されたOCR機能と生成AIを活用することで、画像データから文字データを読み取り、予定に関連する情報を抽出して「TimeTree」アプリに登録する機能です。従来は画像から1つの予定しか読み込めませんでしたが、今回のアップデートでは最大10個までの予定の読み込みに対応しました。
例えば、学校で配布されるプリントに書かれた月間の行事予定などの表形式の予定も一度に読み込めるようになり、大幅な時間短縮を実現します。さらに、画像を読み込んでから予定情報が自動入力されるまでの応答速度も短縮され、よりスピーディーに予定を登録することが可能になりました。
「TimeTree」とは?
「TimeTree」は、株式会社TimeTreeが開発・運営するカレンダーシェアアプリです。家族、パートナー、サークル、職場など、複数人数の予定共有を簡単に実現できる機能を備えています。目的に応じたカレンダーを複数作成できるため、様々なシーンで活用できます。
2015年3月24日のサービス開始以来、2024年4月には全世界で登録ユーザー数が5,500万人を突破するなど、多くの人々に利用されています。「スマホの中の壁掛けカレンダー」として、ユーザーの日常生活に欠かせない存在となっています。
今後の展開
現在、「予定スキャン機能」の複数予定読み込み機能はiOS17以上のOSバージョン搭載端末のみで利用できますが、今後のアップデートでAndroid端末への対応も予定されています。
「TimeTree」は、今後も生成AIなどの最新技術を活用し、ユーザーの予定管理をより便利で快適にするための機能開発を進めていく予定です。