7月度「スカパー! サヨナラ賞」を受賞した選手たちの栄光の瞬間
プロ野球を盛り上げるため、スカパー!が協賛する「スカパー!サヨナラ賞」。これは毎月、セントラルリーグとパシフィックリーグ双方から、印象的なサヨナラ打を放った選手を選出し、トロフィーと賞金30万円を贈呈する賞です。2012年の創設以来、数々の名勝負を演出してきました。今回は、2023年7月度の受賞者が発表され、東京ヤクルトスワローズの赤羽由紘選手と、オリックス・バファローズの中川圭太選手の名が挙がりました。
受賞選手の活躍
赤羽由紘選手(東京ヤクルトスワローズ)
セ・リーグでの受賞を果たした赤羽選手は、7月21日の広島東洋カープとの試合で劇的な逆転サヨナラ本塁打を放ちました。試合は6回まで1対5と劣勢でしたが、チームメイトの活躍もあり、最終回の9回裏にチャンスを迎えます。
二死一、三塁で打席に立った赤羽選手。投手ハーンが初めて投じた変化球を見事に捉え、打球はレフトのポールを直撃。試合を決定づける3点本塁打となり、チームを今季初の4連勝に導きました。この活躍が評価され、彼は「スカパー! サヨナラ賞」を受賞しました。
彼は受賞後、「素晴らしい賞をいただき、嬉しさでいっぱいです。家族やファンの支えがあったからこそ、ここまで来られました」と感謝の意を表しました。
中川圭太選手(オリックス・バファローズ)
次に、パ・リーグで受賞した中川選手は7月16日に行われた楽天イーグルスとの試合で、緊迫した投手戦の中でサヨナラ本塁打を放ちました。この試合では、両チームとも投手が好投し無得点が続く中、9回裏二死の局面で打席に立ちます。
フルカウントからの6球目、打球は左翼席へ一直線に飛び込み、劇的なサヨナラ本塁打となりました。「奇跡の一打」と自己評価する中川選手は、「普段通りの自分を貫けたことが結果に繋がった」と、周囲の応援に感謝しつつコメントをしています。
まとめ
両選手の受賞は、プロ野球界における劇的な瞬間を象徴しています。「スカパー! サヨナラ賞」は、月間を通じて選手たちの素晴らしいプレーを称える素晴らしい機会であり、ファンにとっても感動や興奮を共有する場となっています。今後もプロ野球界のさらなる発展と共に、選手たちの活躍が楽しみです。
本賞は、スカパー!が掲げる「試合終了最後の1球まで真剣勝負をお届けする」という姿勢に基づいて、プロ野球の魅力をしっかりと伝えています。特にこの受賞制度は、選手たちの努力を認め、さらなるプレー向上を促す重要な役割を果たしています。これからもファンの期待を背負って、選手たちがどのようなプレーを見せてくれるのか、ますます楽しみですね。