大阪に誕生する初のトリプルブランドホテル「Osaka Sakurajima Resort」
大阪のベイエリアに、新たなランドマークが誕生します。2029年に開業を予定している「Osaka Sakurajima Resort」は、IHG(インターナショナル・ホテルズ・グループ)の代表的な3ブランド「インターコンチネンタル」「キンプトン」「ホリデイ・イン ホテルズ&リゾーツ」を一つにまとめた、国内初のトリプルブランドホテルです。このプロジェクトは、総合不動産サービスを提供するJLLが、鹿島建設のホテルオペレーター選定においてアドバイザーとして関与したもので、その規模と立地の特性から、多くの注目を集めています。
大規模プロジェクトの背景
「Osaka Sakurajima Resort」は、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンに近接する好立地にあり、観光客だけでなくビジネス客にも利用されることが期待されています。地上14階、地下1階、合計817室を有するこのホテルは、十分な宿泊施設を提供することにより、大阪の観光業の活性化にも寄与するでしょう。
JLLのホテルズ&ホスピタリティ部門のエグゼクティブ・バイス・プレジデントである大橋蔵人氏は、このプロジェクトの重要性を強調しました。「本プロジェクトは、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの近くに位置し、夢洲の統合型リゾートも間近に控えるなど、非常に恵まれた場所にあります。この立地により、観光、ビジネスの双方から多くの宿泊需要を見込むことができると考えています」と述べています。
トリプルブランドの魅力
「Osaka Sakurajima Resort」が特色ある3つのホテルブランドを統合することで、さまざまなニーズに応じた宿泊体験を提供します。ラグジュアリー層向けに位置づけられた「インターコンチネンタル」、スタイリッシュなライフスタイルを提案する「キンプトン」、そしてファミリー層に人気の「ホリデイ・イン ホテルズ&リゾーツ」が一つの施設内で展開されることで、訪れる客層はより幅広くなります。
戦略的マーケット分析を行い、長期間にわたって候補オペレーターとの綿密な交渉を重ねた結果、最適な契約条件を確保することに成功したJLLの取り組みは、当プロジェクトの実現を後押ししています。
JLLの役割
JLLは、グローバルな不動産サービス会社であり、オフィス、リテール、ホテルなど多岐にわたる物件に関するサービスを提供しています。世界80か国に展開し、従業員数は約11万人に上ります。JLLの企業理念には、「より良い世界のために不動産の未来を拓く」という思いが込められており、今回のプロジェクトの成功もその一部と位置づけられています。
たび重なるコロナ禍の影響による先行き不透明な時期においても、JLLは積極的なマーケティング戦略を立案し、安定した成長が見込まれる観光地としての大阪の魅力を最大限に引き出します。現在進行中の「Osaka Sakurajima Resort」プロジェクトにもその真価が発揮されることでしょう。
大阪には新たな観光名所、そして宿泊施設としてのスタンダードが加わります。ホテル業界への影響も含め、今後どのように進化していくのか目が離せません。