GX住宅が実現する新たな暮らし
2025年8月23日、北海道札幌市白石区に新たに常設されるGX住宅モデルが公開される。これは、株式会社ジョイフルホームが手掛けたもので、すでに旭川で公開され好評を博した「錦町モデル」に続くもの。テスラ社製の蓄電池「Powerwall」と壁面に設置された太陽光パネルを組み合わせることで、寒冷地においても電力の自給自足を最大限に高める設計となっている。
電力自給の仕組み
GX住宅には、合計15枚の高耐久性を持つN型両面ガラスパネルが搭載されており、屋根面には6枚、壁面には9枚が配置されている。壁面のパネルは合計3.587kW、屋根面は2.58kWの発電が可能で、雪のある地域でも通年で発電を行うことができる。特に、壁面設置の利点は積雪の影響を減少させることで、安定した発電を実現している点である。
また、最新モデルでは先行公開された旭川モデルのデータを基に、壁面と屋根面のパネル設置を組み合わせることで、季節に応じたバランスの良い発電設計が可能になった。このように、テスラのPowerwallは家庭用蓄電池としては大容量の13.5kWhを誇り、スマートフォンアプリを通じてエネルギーのリアルタイム管理もできる。
未来を見据えたライフスタイル
GX住宅は単に電力自給を目指すだけでなく、「電力会社に依存しない生活」という新しいライフスタイルの提案も行う。光熱費ゼロを視野に入れた生活が可能になることで、環境負荷を軽減し、持続可能な暮らしが実現することが期待される。また、災害時には蓄電池がバックアップ電源として機能し、地域のレジリエンス向上にも寄与する。
さらに、本モデルではIoT設備も搭載されており、エアコンや照明などをスマホで遠隔操作できる利便性も持ち合わせている。これにより、日常生活の快適性が向上し、エネルギー効率の高いライフスタイルをサポートする。
EVとの融合
今後の展望として、テスラ蓄電池とインナーガレージを組み合わせた新しい住まい方の研究も行われる。この方向性は、電気自動車(EV)との連携や、V2H(Vehicle to Home)技術の導入も視野に入れたものであり、ますますスマートエネルギー住宅の実現に向かっています。特に、ガレージハウスとの親和性を高めることで、より進化した住まい方が可能となるだろう。
まとめ
北海道という特殊な寒冷地において、再生可能エネルギーと住宅の脱炭素化を実現するジョイフルホームのGX住宅は、地域社会に根ざした持続可能なライフスタイルを推進していくことを目指す。本モデルは、快適さや利便性を損なうことなく、環境保護にも貢献する新しい生活の形を提示している。本住宅の公式サイトや直接のお問い合わせを通じて、未来の住まい方を検討してみてはいかがだろうか。
■ 北郷 常設モデルハウス
北海道札幌市白石区 北郷4条7丁目3番1号
3LDK/延床149.68㎡(車庫含む)
今後も、ジョイフルホームはGX住宅の開発・普及を通じて持続可能な社会に貢献していく。
【お問い合わせ】
株式会社ジョイフルホーム広報部
担当:本間
Email:
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TEL: 011-769-9101(札幌)
公式サイト: https://www.joyfullhome.com/