屋久島の天然素材を活かした焼酎、ISCで3年連続の栄冠

本坊酒造の本格焼酎「屋久島大自然林麦」が、2025年9月25日にイギリス・ロンドンで開催された「インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ（ISC）2025」で、焼酎部門の最高賞「トロフィー（Trophy）」を3年連続で受賞しました。この栄誉は、本坊酒造にとって7回目の受賞となり、世界的なスピリッツコンペティションでの評価は、同社の焼酎作りにおける誇りを新たにしています。

「屋久島大自然林麦」は、屋久島の厳しい自然環境と伝統的な製法を活かした焼酎です。屋久島の美しい水源から得られるソフトな水を使用し、鹿児島の大地で育まれた良質の大麦を材料としています。製法においては、昔ながらの道具を使い、「手造り甕壷仕込み」による丁寧な工程を踏んでいます。これにより、独特の風味と豊かな香りを持つ焼酎が生まれるのです。

伝承の技と味わい

本坊酒造は、地元に根ざした酒造りを大切にし、屋久島の文化や自然との調和を重視しています。そのため、地元の素材を使用するだけでなく、製法にも地域の伝統を取り入れています。麦麹本来の深く柔らかい香ばしさに加え、カカオや蜜のような濃厚な味わいが特徴です。

本格焼酎「屋久島大自然林麦」の原材料は大麦と麦麹で、アルコール分は25％。1800mlのボトルが3,291円、720mlが1,640円で特約店限定で販売されています。深い味わいと香りが楽しめる焼酎を、お酒好きな方々はぜひ体験してみてください。

インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ（ISC）とは

ISCは、世界でも最も権威のあるスピリッツコンペティションの一つで、今年で30回目を迎えました。このコンペでは、焼酎をはじめ、ジン、ウォッカ、テキーラなど多様なスピリッツが各部門に分かれ、専門家によるブラインド・テイスティングが行われます。金賞、銀賞、銅賞が選ばれ、その中でも最優秀となった製品には最優秀金賞が授与されます。

最高の栄誉である「トロフィー」は、製品がその品質や味わいにおいて際立っていることを示すものです。「屋久島大自然林麦」は、地域に根ざした製法と素材へのこだわりが、国際的に評価される結果となりました。

未来への展望

本坊酒造の社長、本坊和人氏は、3年連続での受賞を喜びつつ、今後も地域の風土に根ざした酒作りを続け、さらなる品質向上に努める姿勢を示しています。焼酎を愛する多くの人々の応援に感謝しつつ、屋久島の自然を大切にした製品を提供し続けることが、同社の使命です。屋久島の魅力を引き出した「屋久島大自然林麦」を、この機会にぜひお楽しみください。