治験リクルート革新
2025-04-30 09:24:52

MediiとBMSが協力し治験被験者のリクルーティングを革新

MediiとBMSの協業による治験の未来



株式会社Medii(メディ)は、2025年3月からブリストル・マイヤーズ スクイブ株式会社(以下BMS)との協力により、乾癬やシェーグレン症候群に関連する治験の被験者リクルーティングに新たな取り組みを始めます。この連携は、医師向け専門医相談サービス「Medii Eコンサル」のネットワークを活用し、治験に必要な被験者をより早く、正確に確保することを目的としています。

治験の背景と直面する課題


日本において、治療法が確立されていない疾患は依然として多く存在し、特に希少疾患においては新薬の開発が難航しています。新薬の承認が海外よりも遅れる「ドラッグ・ラグ」や、治療薬が導入されない「ドラッグ・ロス」の問題が深刻化しています。これにより、患者は適切な治療を受ける機会を逸してしまいます。

特に希少疾患の場合、患者数が限られているため、治験の実施が極めて困難です。診断自体が難しいことから、被験者リクルーティングは大きな課題となっています。世界の治験の90%が予定通りに完了せず、そのうち70%は被験者不足が理由とされています。これにより、新薬の普及は著しく遅れ、治療を待っている患者に深刻な影響を及ぼしています。

Medii Eコンサルの新たなアプローチ


従来の治験リクルーティングでは、主治医が診療所や医療機関を通じて被験者を集める方法が主流でしたが、特に厳しい参加基準を持つ治験の場合、十分な数の被験者を募るのが難しいのが実情です。Medii Eコンサルは、主治医が困難を抱える症例について専門医にオンラインで無料相談できるサービスで、このネットワークを通して希少疾患の患者が治験に参加できる可能性が高まります。

主治医は治験の詳細を把握していないことが多く、その情報提供が必要です。Medii Eコンサルのネットワークを介して、エキスパート医師と主治医が直接つながることで、治験への参加可能性を事前に確認できます。これにより、被験者のリクルーティングが効率化され、治験の進行速度が向上することが期待されます。

取り組みの具体的な展望


BMSはこの新しい手法を活かし、乾癬およびシェーグレン症候群に関連する治験の症例をMedii Eコンサルのネットワークを用いて集めます。特に注目されるのは、治験責任医師や治験分担医師へのオンライン相談体制が整備されている点です。これにより、被験者不足による治験の遅延が解消され、医師の負担軽減とともに、患者は新しい治療法に迅速にアクセスできるようになると期待されています。

ブリストル・マイヤーズ・スクイブの役割


BMSは、製薬業界においてリーダー的な存在であり、革新的な治療法の開発を通じて、命にかかわる重大な病気を抱える患者を支えています。がん、血液疾患、免疫系疾患、心血管疾患に注力し、患者のニーズに応えるべく研究開発を行っています。さらに、外部のイノベーションを促進するため、積極的なパートナーシップを築いています。

希少疾患治療の未来へ


Mediiは「誰も取り残さない医療」を目指し、難治性疾患に取り組んでいます。医療界全体での協力を強化することで、治験の効率を向上させ、患者に新薬を届けるまでの時間を短縮することが最終目標です。Medii Eコンサルの活用により、これまでにない治験リクルーティングの方法論を展開し、希少疾患の患者たちに必要な治療を迅速に提供することを目指しています。

医療の進歩が患者の手に早く届くことを願い、今後の展望が期待される取り組みとなります。


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会社情報

会社名
株式会社Medii
住所
東京都新宿区新宿1-24-12 THE GATE 新宿御苑 2F
電話番号
03-6822-4970

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