学校現場での生成AI活用を促進する『学校版プロンプト大賞』が開催
株式会社FCEは、学校向け生成AI活用プラットフォーム「FCEプロンプトゲート アカデミック」を通じて、教育現場における生成AIの利用促進に取り組んでいます。最近、全国の教職員から集まったプロンプトを対象とした「第二回 学校版プロンプト大賞」が実施され、120以上の応募の中から受賞作品が決定しました。
プロンプト大賞の概要
このプロンプト大賞は、教員が授業や校務で生成AIをどのように活用しているかを評価するものです。今年度のテーマでは、応募者の創意工夫が反映された様々なプロンプトが寄せられました。この大賞の目的は、教職員の業務効率化と授業改善を図ることにあります。
審査員には、文部科学省関連の専門家である平井聡一郎氏が参加し、受賞作品を決定しました。最優秀賞には、三浦学苑高等学校の石原勇太先生による「生徒の思考プロセスを可視化し、個別最適な指導につなげる教師役AIプロンプト」が選ばれました。
受賞作品の詳細
最優秀賞の受賞作品は、生徒の理解度を把握するために思考過程に焦点を当てています。具体的には、授業や課題において生徒がどの段階でつまずいているのかを明らかにし、個別指導をサポートします。このプロンプトの特徴は、生徒の思考傾向を可視化することで、次回の授業での指導方法の改善につなげる点です。
優秀賞には、松山譲先生の「評価の「眼」を育てる『所見共創パートナー』」や、中山信之先生の「生徒指導特化型AI『チーム学校・生徒指導ナビ』」、村上悟史先生の「総探『問い』ブラッシュアップ&『仮説』具体化&『探究計画』作成AI」などが選ばれました。これらの作品は、教師がより効果的に児童生徒を指導するためのアイデアやツールを提供しています。
生成AIの活用とその未来
FCEプロンプトゲート アカデミックは、生成AIの基礎的なコンテンツとともに、校務や授業でも使えるプロンプトテンプレートを250種類以上用意しています。これにより、教職員は自分のニーズに合わせた生成AIの活用が可能となり、業務の効率化が期待されます。また、プロンプトの校内での管理や共有ができるため、効果的な活用を進める環境が整えられています。
さらに、受賞作品の発表にあたって、平井聡一郎氏が講師を務める無料オンラインセミナーも開催される予定です。このセミナーでは、生成AIを活用した授業や校務の効率化に向けた具体的な方法が紹介されます。
まとめ
生成AIの活用が進む中、今回の「学校版プロンプト大賞」は教育現場における新たな可能性を示唆する催しとなりました。受賞作品は全国の教職員による業務改善や授業の質の向上に寄与できる重要な知見となるでしょう。今後もFCEは、教育のデジタルトランスフォーメーションを推進し、学校教育における生成AIのさらなる普及を目指しています。